称えたり、腹立ったりの日
ここ数日、散歩に意欲をなくしているようなので、
バギーをお供に少し先の大きな公園まで行ってきた。
最初のうちは公園に行ってもそれほど楽しげではなかった。
思うに、すでにかすかにしか見えてない視力がさらにさらに失せているせいだと思う。
ここのところマンションの入り口も間違えるし、水の器を差しだしても見えないようなときがある。
臆病なだけに見えないのは痛手だ。
で、公園まできてもダメか……と思ったけど、慣れてきたら少しずつ歩きだし、階段までおりだした。
それからは近所にはない匂いを嗅ぎ嗅ぎ、グルグル歩き回る。
公園の閉園時間が近づいてきたので、モンタンを抱えて長い階段を駆け上がろうと
やる気満々だったが、モンタンもやる気満々で、なんと自力で登り終えた。
こんなに長いのだ。(大田区HP)
老犬がこんなに張り切って大丈夫だろうかとちょい不安になったが、
帰りは足取り軽く家まで戻った。
やはり運動させた方がいいのだな、と思ったり。
2時間半の散歩になった。
めっちゃ近づくのでうまく撮れない。
だから近いってば
ようやくいい距離感
えらい、がんばった、と称えて夕ご飯。
モンタンに先に食べさせ、さあ私のご飯だ、と思ったら、テーブルの上のおかずの鶏肉を狙って
モンタンが私の膝の上にのっかって待機。
おいおい、君の分はもうあげたよね、と思った瞬間モンタンガバッと体を起こし、
その瞬間、私の手にしていた皿にぶつかり中身が飛び出た。
「あっ!」
よりによって皿に入っていたのはカレー。
よりによって洗濯したての、よりによって白いスエットに、よりによってペパーミントブルー地のスリッパに、
カレーがこぼれた。
テーブルにもコルクマットにも私の腕にも。
「うわーーーーーー!」
臭いわ、カレーでべとべとだわで、腹立った。
スエットとコルクマットを洗い、床やテーブルを拭き掃除して
残りのカレーをキッチンで立ち食い。
しかし、冷静になってみれば別にモンタンが悪いわけではないな、と反省し、鶏肉を捧げて仲直り。
犬との生活はおもろいな。
雨か
雨だ。
モンタンが苦手な。
眼があまり見えなくなってからは、雨粒が顔にかかるだけでも「うわーー」とビビり、脚が進まない。
遠目から見るとまるで私が虐待しているかのようで、こちらまでビビってしまう。
「ちがいまーす。私は何にもしてませーん」と、心の中で叫ぶ。
雨の日は外に出さなくてもいいんじゃないの、と言われることもある。
トイレのしつけは一応子供の頃に済ませてある。
でも家だと極限まで我慢するので嫌なのだ。
最近は、土砂降りの日には抱きかかえて少し歩いてから降ろしてやる。
するとトイレだけ済ませてそそくさ帰る。
今日は雨粒に腰を抜かしそうになりながらも自力で大も小も両方済ませた。
よかった。でかした。
おやつ催促の顔。
脱力の朝
寝る寝る
昼も夜もよく寝ます。
でもずーっと寝ているわけじゃなくて、寝てちょっと起きて、またすぐ寝て、
ちょっと起きての繰り返し。
夜中も1時間半おきくらいに起きて態勢を変えるので、
こちらもなかなか落ち着きません。
たまにあまりにも静かに寝ていて、呼吸が止まってるんじゃないかと思って
慌ててお腹に手を当てたりします。
元気は元気なんだけど、なんせ16歳を超えているので、ちょっとしたことでも心配になります。
つい一昨年とはまったく違います。
老犬との日々は、穏やかで楽しくて、そしてちょっと不安。
そんな感じです。
朝は私が先に起きて、掃除を済ませてもまだ起きてこないので、
毎朝ベッドで寝ているモンタンを「朝だよー、散歩にでるよー」と起こしに行きます。
よく頭を下げて寝ている。血が下がりそうだけど。
クマの捕殺最多――空腹だっただけなんだろうに
環境省集計「クマの捕殺最多」というニュースが出ていた。
「餌となる木の実が凶作で人里への出没が相次いだためとみられる。冬眠期の12月に入っても200頭超を捕殺しており、専門家は『暖冬の影響で冬眠が遅れ、餌を探し回るクマが多かったのではないか』とみる。
https://www.sanyonews.jp/article/985766/
人が襲われたら大変だというのはわかる。
でもお腹が空いて、生きるために餌を探しにきただけで殺されてしまうって、
やっぱり心が痛む。
人間同士なら他人のテリトリーに入ったら撃たれちゃうってわかるけど、
クマは人里が人のものだなんて知らないし(だいたい人のものでもないと思うけど)、
餌を探しにきただけで、殺されるのが当たり前ってなんだかなんだか。
以前「人がケガしてるのにクマの命なんて」と怒っていた猟師さんがニュースに出たけど、
「クマの命なんて」なのかなあ。
違と思う。
犬生初のサングラス
犬は人間の何倍もの速度で年をとっているだけあって、
老化の進み具合も驚くほど急激だ。
3日前から散歩に連れ出しても歩きたがらず、トイレを終えるとすぐに家に戻ってしまうようになった。
その前日までは普通に1時間くらい歩いていたのに。
白内障であまり目が見えない
この悪化も影響しているのだろう。
どうやら右目は見えず、左目がぼんやり見えている程度になっているようだ。
車や自転車がそばを通り過ぎたときに当たる風や、日差しや、車や自転車のライトに
過剰に反応するようになった。
そのたびに驚いて首をガガガと前後に振り、尻餅をつくほどだ。
見えないから急に飛び込んでくる刺激に対応できない。
何が起こったのか分からずビックリして、怖くて怖くて、「もう帰りたい」のである。
でも、脚はまだそこそこ丈夫なので、ある程度は歩かせないと一気に筋力が落ちて歩けなくなってしまう。
それではまだ困るのだ。
で、対応策その1
まずサングラスを買ってみた。
商品の口コミには同じ症状の老犬が歩けるようになったとあったので、期待を込めて。
本当は、若いころから付けておくべきだったと後悔。
散歩しながら私を見上げてばかりいるので、太陽の強い日差しが目に当たっている様子に、
これはやばいんじゃないかと、実は昔から思っていたのに。
私のせいである。
次、対応策その2.
バギーに乗せて多摩川まで連れていき、多摩川で下ろしてみた。
結果としてサングラスの効果はいまいち。
日差しが目に当たると変わらずびびる。
でも風よけにはなるので、まあそれだけでもいいか程度。
多摩川まで連れて行ったのは正解。案の定いろんなにおいにつられて歩く。
車や自転車がそばを通り過ぎることもないので恐怖も少ない。
バギーをひっぱりながらの散歩はなかなかつかれるが、よいエクササイズだと思うことにする。
齢をとってみないとわからないことがたくさんあるものだ。
なかなかお似合いじゃ。
しかしモンタンは嫌がって、すぐに首を振ってサングラスを吹っ飛ばしてしまう。
久しぶりの多摩川。去年の台風の影響で、地面はぼこぼこで汚かった。
まだまだいける
筋力が落ちてきたのと白内障で目がよく見えないために、ソファに飛び乗るときの失敗率が上がった。
助走をつければ大丈夫なのだけど、眼が悪くなってからはしなくなった。
ジャンプ力に余裕がないので、すこしでも踏み切る場所がずれるとずるりと落ちる。
成功率は半々くらいまで下がってきた。
ジャンプの際にはこちらも息をひそめて様子をうかがう。
上手く着地すればホッとする。
あるとき、踏切が大幅にずれて派手に転げてしまった。
私もびっくりしたがモンタン自身もとてもショックだったらしく、それからは
ソファに飛び乗るをためらうようになった。
これはあかん。自信を失ったままではあかん。
ソファをマットレスタイプの低いものに買い替えようか、いっそソファを取っ払おうか、
などといろいろ考えたけど、やめた。
できないことをやめていったらどんどん筋力が落ちていく。
齢をとればとるほど散歩の時間や運動量がおちていく。
日常生活の中で筋肉を使う機会を減らしてはあかんのだ。
で、思案したあげく、厚さ5センチの赤ちゃん用のマットレスをソファの下に敷くことにした。
正解だった。
ジャンプするときマットレスはつぶれるのでわずか数センチのサポートだが、
これでジャンプを失敗することがなくなった。
1度、すんなり飛び乗ってからは、モンタンももうジャンプに怯むこもなくなった。
成功体験は重要なのだ。
とりあえずはこれでOK.まだまだ自分で飛び乗れる。
下にいるときにはベッドとして使用。大きさもぴったり。
ついでにベッドの下にもマットをおいてみた。
こっちは使ったり使わなかったり。ベッドの方が広いので飛び乗りやすいようだ。



















