※画像は海外サイトより転載
例えここに『JOKER』のストーリーを端から端まで書いたとて、この映画のストーリー自体に重大なネタバレがある訳では無く、純粋に個と社会の(とある一面から観た場合の)解放を描いた122分間でした。
さて、このDC(バットマン)映画でありながらもGOTHAM臭の欠片さえ無かった『JOKER』、即ち『ダークナイト』で個人的には満足出来なかった(ダークナイト以上に)リアル一辺倒な、アメコミ映画である必要があるのかが疑問である類いの映画だった訳ですが、今回の(個人的な)評価はと言いますと・・・
130点 ヾ(◎´∀`◎)ノ !!
『ダークナイト』同様名前だけが同じで原作とは全く関係のないキャラクターがほぼ全シーンに渡り映り続けている映画でありながら、慟哭しながら喜劇を演じ続けやがてGOTHAMのカリスマとなった姿は当に原作のジョーカーそのもの!!
只一つの映画として観た場合、売れない大道芸人でしかあり得なかった筈の男がジョーカーとなって生まれ変わった姿にカタルシスを覚えるのは元よりジョーカーを知っているが故の予定調和であり、そもそもジョーカーを知らない人がこの映画を観た場合、白塗りの顔と紫の燕尾服が持つシンボルを、この映画を観ただけでは全く理解出来ないであろう(観客を選ぶ映画であろう)ことが大きな弱点としてあるのも又事実でしたけれど・・・
まぁ何だかんだ言いましたが、これからの人生重い足どりで階段を昇るのはもうやめて、軽いステップで階段を墜りる生き方に切り替えようと思う今日この頃、皆さまどうお過ごしでしょうか?
『ハーレイクインの華麗なる覚醒』とか言う邦題に対しての意見とか無いんでしょうか?
「だからこういう事が無粋と言われてしまう」