教育と経済 | getaのブログ

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経済は ど素人の、勝手気ままな経済のお話です。

(爺さんの たわ言だと思って読んでください。一応、日本のことを心配しています。)

 

最近は天気が良くないですが、昨夜は大雨でした。

また水路に転落するといけないので、今回は畑が水に浸かっているか見に行きませんでした。

今夜は天気が良さそうなので少し天体写真が撮れるかもしれません。

 

そんなことで、あまり話題もないので「教育と経済」のことについて書いてみます。

 

私は若いころ、子供に勉強を教えたことがあります。

というのも、大学を卒業してすぐに就職しましたが1か月余りで辞めてしまいました。

それを聞きつけた近所の人が、子供の勉強をみて欲しいと言ってきたのです。

私も差し当たり多少の収入は得ないといけないので家庭教師のようなことを始めました。

ところが宣伝をしたわけでもないのに、10人くらいの子供に教える羽目になってしまいました。

 

私の就職については、数か月後にあった採用試験に合格したので、翌年からそこで働くことになり、その後45年ほどその関係の仕事をすることになってしまったわけですが、大学で学んだこととは全く関係のない仕事でした。

 

ということで、子供たちには10か月ほどしか教えることができなかったのですが、成績は全員かなり良くなったらしく、受験を控えていた子も難関の志望校に合格することができました。

 

私は頭が良くないので、難儀して学んできた方だと思います。

ですから、子供たちがどこで躓いているのかよく分かるので、それなりの指導ができたのではないかと思います。

 

そんなこともあったので、昔から教育にはかなり関心がある方です。

天体写真のブログにも、初心者向けの記事を書いているのはそういう理由もあり、いろいろな人に少しでも関心を持ってもらいたいと思っています。

(一度も使いませんでしたが、高校の工業科の教員免許は取得していました)

 

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前置きが長くなりましたが、そんなことから「教育と経済」のことも気になっています。

子供の時にどんな教育を受けたかによって、その子供たちが大人になったときにどんな社会を形作っていくかに違いが出てくると思います。

 

「日本の教育」が「世界標準の教育」とどう違うのかは日本に住んでいる外国人に聞いてみるとよく分かると思いますが、よく言われているのは

   ● 暗記中心で考える力がおろそかにされている

   ● 画一的で型にはめようとして自由度が少ない

     (型にはまってないといじめを受けたり異端児扱いされ個性が尊重されない)

   ● 問題解決能力・交渉能力・リスク回避能力などに欠ける

   ● 政治や経済のことをあまり教えない

     (誰に投票してよいか判断できず、投資のしかたも分からない)

   ● 多言語教育がされていない

     (英語を習っても会話ができない人がほとんど)

   ● IT教育が遅れている

   等々

です。

これらは、以前から改善が必要だと言われていますが、頭の固い政治家や役人たちは裏金を作る暇があってもこれらを先送りするばかりで全然改善されていません。

 

現在、ゆとり世代は30代だと思いますが、「ゆとり教育」は最悪だったと考えています。

世界の国が躍起になって教育の底上げをしているときに、逆をしたわけですから良い訳がありません。

 

というように、教育の結果が10年以上経ってからその効果や弊害が現れてくると思います。

今、日本が苦境に立っているのは、教育の結果が表れているような気がします。

ですから、今教育改革しても効果は10年以上経たないと現れないと思います。

早急に教育改革をしてもらいたいものです。

 

まあ、政治の実権を握っているのが後期高齢者では、デジタルの話など通じるはずがないわけで、教育の近代化ができるはずがありません。

そういう政治家は日本の足を引っ張るだけで、ためになってないことを自覚して欲しいものです。せめて、リバースメンタリング(若手から助言をしてもらうこと)でもやって欲しいものです。

 

世界の、発展著しい国では、政治家や官僚の多くは大学院を出て経験も豊富な人のようですが、

日本では選挙の地盤を引き継いだだけの世襲議員が幅を利かせていることも国力低下に繋がっているように思います。

国民も政治や経済のことに関心を持ってないと、国のためにならない人を選んでしまいます。

 

もうすぐ、都知事選挙がありますが、オードリー・タンのような経歴の持ち主も出馬予定とか。

こういう人が多く出馬するようになれば世の中も変わるかもしれませんね。