AZ-GTiの再調整 | getaのブログ

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前回の調査で、オートガイドの調子がおかしいのはAZ-GTiが原因であることがほぼ間違いないという結果となりました。

 

AZ-GTiについてはその前に分解整備をしたのですが、ちょっとミスがあったので今回整備をやり直しました。

 

そんなことからAZ-GTiのオートガイドが改善されたかどうかの検証についてもう一度やり直すことにしました。

 

 撮影風景

  鏡筒はベランダの床から2m位の高さにあります。

  骨折している者がこの高さに持ち上げるには骨が折れます。

  左上に見えているのが軒で、鏡筒は軒より高い位置にあります。

 

今回は、はくちょう座のサドル付近を撮影しながらオートガイドの状況を確認してみました。

 

 サドル付近の写真

 

このときのオートガイドのグラフは次のようになりました。

 

やはり、DECが上にズレたグラフになりますが、オートガイドはできており、前回と同じ結果となりました。

撮影時、サドル付近は子午線より東にありましたが、子午線より西にある天体については、DECがマイナスの方にズレることが分かりました。

 

こういう結果になったので、DECのグラフがズレるもののオートガイドはしっかりできているので、しばらくはこの状態で使ってみるつもりです。

AZ-GTeを使うことにしていましたが、もう少し様子を見たいと思います。

 

しかし、このような症状は聞いたことがないので不思議に思っています。

今回は、ASIAIR PROの故障ではなかったのでホッとしています。もしASIAIR PROの故障だったならかなりの出費をしなければならないところでした。

 

【使用機材】
   鏡筒 :102SS(D=102mm f=500mm )

       クローズアップレンズ+3使用のため f=430mm(ASIAIRの表示)
   架台 :AZ-GTi
   カメラ:ASI585MC
   フィルター:SV220フィルター、UV IRカットフィルター
   その他:ASIAIR PRO