テスト撮影ばかり | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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この二日間は良い天気が続いたのですが、風が強くてどうせ綺麗な写真は撮れないだろうと思い、思ったように調整できない102SSのテスト撮影ばかりしていました。
 
今回は根本的に調べてみようと思い取り組んでいますが、テスト撮影した写真を見ていると問題点が少し浮かんできました。
   ❶ 光軸がズレているのでは?
   ❷ 外周部の星が伸びるのはクローズアップレンズの性能?
 
❶については、画像全体に発生する色ずれが同方向なので光軸がズレているのではないかと思います。
   ペリカン星雲の一部です  青い色が一方向に出ています
 
これは昨夜午前2時ころに気づき、鏡筒を良く調べてみました。
対物レンズは目視で観察してみるに特に問題はないようです。
ところが接眼部をよく見ると、少し垂れ下がっているのが分かりました。
これは固定ネジで固定してもその状態で固定されるため意味がなく、調整する必要があるようです。
 
そこで、接眼部にある2本のイモネジで調整をしてガタがないようにすると垂れ下がらないようになりました。
   赤丸部分がイモネジ
 
改善されているかテスト撮影したいところでしたが、もう午前3時を過ぎていたので後日にすることにしました。改善しているといいのですが。
 
❷については、クローズアップレンズの位置を変えても一定以上はあまり変化がないので、クローズアップレンズの性能を疑っています。
使っているクローズアップレンズはアメリカンサイズとして使うために、27mmのサイズのものを安いレデューサーのセルに入れ替えたもので、1枚物のレンズです。
そういうことで、初めからそこそこの性能しかないことは分かっていたのですが、27mmのクローズアップで合わせガラスのものは探してみたのですがありませんでした。
 
よく使われているケンコーのPRO 1Dは最小でも49mmなので自分の機材に合わせるのが大変なのでいろいろ考えています。
 
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【使用機材】
   鏡筒 :102SS(D=102mm f=500mm)
   架台 :AZ-GTi
   カメラ:ASI585MC
   フィルター:SV220
   その他:ASIAIR PRO 
などです。