今日は夏目漱石の日らしいので、ちょっと書いてみます。
実は、私の母校(高校)の旧制中学時代に、夏目漱石が英語教師として赴任していました。
その時に書かれた小説が「坊ちゃん」ということらしいです。
なぜ片田舎の教師になったかというと、やはり正岡子規との関係のようです。
夏目漱石と正岡子規はかなり親しかったようで、交流を深めたかったのではないかと思います。
当時、夏目漱石が住んでいた「愚陀仏庵」で正岡子規と文学談義をしていたのではないかと想像できます。
「愚陀仏庵」は松山城のある城山の麓に移設されていたのですが、残念ながら2010年7月12日の記録的な豪雨で大規模な土砂崩れが発生し「愚陀佛庵」が全壊してしまいました。
再建計画もあるようですが、なかなか進んでいないようです。
ということで、当地には「坊ちゃん」に因んで
坊ちゃん団子、坊ちゃん列車
などもあります。
当地は文学、特に俳句が盛んなところで、最近では、「夏井いつき」さんがテレビでも活躍していますが、息子も教えてもらったことがあるそうです。
愚陀仏庵が移設されていた近くには、「萬翠荘」(重要文化財)や「坂の上の雲ミュージアム」もあるので見ていただきたいですね。
小説「坂の上の雲」はご存知の通り、正岡子規や秋山兄弟を扱った小説です。
秋山真之(さねゆき)の
「天気晴朗なれども波高し」
は有名な一言ですね。
正岡子規をはじめ、先般亡くなられた大江健三郎さんなど、偉大な先輩がたくさんおられるので、私も少しでも頑張りたいものです。