カメラレンズで、北アメリカ星雲 | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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昨夜はよい天気でした。

最近は、一眼レフで天体写真を撮ってみようと思っていますが、昨夜もいろいろやってみたものの上手く写らないので、カメラレンズと天体用CMOSの組み合わせで撮ってみることにしました。

 

自宅の東側は3階建てなので、北東から東にかけての方向にある天体はかなり高度が高くなるまで見えないのですが、昨夜も午前3時ころになってやっと

   北アメリカ星雲(NGC7000)

が東側の建物から上がってきたので、もう寝る時刻だったのですが無理をして撮影してみました。

 

 北アメリカ星雲 (NGC7000) + ペリカン星雲

   120秒23スタック

 

使用機材は

   レンズ: smc PENTAX-DA  F4-5.6 50-200mm ED WR (135mmで撮影)

   カメラ: ASI585MC

   架台 : AZ-GTi(赤道儀)

   フィルター: ZWO Duo-Bandフィルター

   その他: ASIAIR PRO

などです。

 

今回使ったレンズは、プラスチック部分が多くて非常に軽いレンズですが、その割には収差が少ないと思います。

とは言っても、明るい星に赤ハロが出たり、青ハロも少し出ています。

3年位前に中古で買った物ですが、以前は天体写真によく使っていました。

 

今回はこのレンズにフィルターを付けたのですが、今よく使っているアダプターでは取り付けが難しいので、以前使っていたアダプターを引っ張り出してきて使いました。

 

流石にナローバンドのフィルターを使うと撮りやすいですね。

ライブスタックで最初の1フレーム撮っただけで、はっきりした像が現れました。

 

なお、上の写真を撮る前にテスト撮影した写真があるので、これも出しておきます。

 

 テスト撮影の画像(M27)

 

中央に写っている星雲はM27です。左上には飛行機らしきものも写っています。

北アメリカ星雲と同じ機材で撮ったものですが、北アメリカ星雲がいかに大きいかよく分かりますね。