私のバイオリンのおはなしです。
ブログを見ていると、Amebaのブログネタのところに
今日はバイオリンの日
と書いてあるのが目に入りました。
明治13年8月28日に、日本で初めてバイオリンが作られたので、日本では今日がバイオリンの日になったようです。
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そこでちょっとバイオリンのおはなしです。
実は、私もバイオリンを持っているのです。
しかし、バイオリンが上手く弾けるわけではありません。
ちょっと音をだして、簡単な曲のメロディーが何とか出せる程度です。
それもこの最近までほとんど使っておらず、眠らせていました。
美しい姿から、美しい音が奏でられます(上手い人のみ)
このバイオリンは、50年以上前になりますが学生のころ、通学途中にあった楽器屋さんに飾ってあり、気になってしょうがなく、遂に買ってしまったものです。
当時は下宿住まいでしたので、昼間誰もいなときに暇つぶしにギゴギゴやっていたのです。
もちろん習いに行ったりはしていません。
当時は親しい友人がビオラをやってまして、アマチュア楽団で活動したりしていたので、憧れがあったのかもしれません。
しかし、彼は若くして亡くなってしまいました。
でも彼の紹介で、ウィーンフィルの楽器運びのアルバイトをすることができました。
目の前に、バイオリンを含むすべての楽器があり、一望できたのはいい思い出です。
このバイオリンにはこんな苦い思い出やうれしい思い出も込められているのです。
まあ、私もいい年ですから、そのうちあの世で親友に会えるかもしれません。
ところで先日、孫娘がやってきてバイオリンを見つけ、弾きたいというので弾かせたのですが、帰り際に貸してほしいというので持ち帰らせました。
しかし、子供には大き過ぎるのでどうにもならなかったらしいです。
そこで息子(父親)におねだりして分数サイズのものを買ってもらったらしいです。
分数サイズと言うのは、大人サイズを4/4とすると
3/4 1/2 1/4 ・・・
と小さいものが6種類あるそうです。
本当にやる気があるんでしょうか。ちょっと心配です。
50年以上前に買ったもの(日本製)
私のバイオリンは
スズキバイオリン製の練習用
のものだと思いますが、何十年も経つと弓の毛がボロボロになって切れてしまうんですね。
10年くらい前に、張り替えてもらおうかと思ったのですが、これは馬の尻尾の毛らしく、張り替えも結構費用がかかるんです。
10年位前に買ったもの(中国製)
そこで何か良い方法がないか探っていると、中国製のバイオリン一式がかなり安かったんです。
張り替える費用の半分以下で、中国製のバイオリン一式(弓を含む)が買えてしまうので、それを買ってしまいました。
ですから我が家には、あまり使いもしないバイオリンが2台もあるのです。
最近、ボケ防止のために楽器がよいなどという話をよく聞くので、またギゴギゴやってみようかと思っています。何と言ってもバイオリンは管弦楽の主役ですからね。
個人の趣味で上手くもないバイオリンを弾くだけなら、安いもので十分ですので皆さんもギゴギゴやってみませんか。
ただし、ギゴギゴの音では家族やご近所から苦情があるかもしれませんから、迷惑のかからない時間帯にギゴギゴやってください。そのうちギゴギゴから卒業できるかもしれません。
まあ、途中で挫折しても、絵画の代わりに壁にでも掛けておけば高級な装飾品にはなりますから。
バイオリンの形は女性を模したものだと言われていますから美しく、見ているだけで気が安まりますよ。