トリマー冥利に尽きます | DOG POOL スタッフブログ

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DOG POOLスタッフたちが綴るよもやまバナシ

12歳になりました。

初めて会ったのは10歳8ヶ月のとき。

DOGPOOLの保護猫を続けて3匹迎え入れてくださった里親さまからのご紹介で来てくださいました。

3〜4年前から痒がるようになり
2〜3日に置きに痒み止めのお薬を飲ませ、週に1回薬用シャンプーで洗っているけれど、一向に改善しないことがお悩みでした。

以前にも書いたとおり↓


ワタシは、【この子に何が起きているのかな?】ということを【手】から読み取る【感覚】タイプなので、機械や道具などで劇的に皮膚被毛をキレイに仕上げてしまうと、【読み取りセンサー】が上手く働かなくなります。あくまでも【ワタシは】のハナシ

機械や道具は日進月歩で進化しているので、それを使わないことは
【時代に乗り遅れている】のかもしれませんが、
使わないことで、【自分の感覚の精度は上がってきている】と自負しております。

さて、ご紹介しました、お写真の可愛いコ😉
初めてのご来店から毎月来てくれています。

食事の見直しと、ご自宅でのケアのアドバイスをさせていただいて、
2回目の美容のときは、とても皮膚の状態が良くなっていましたが、
【まだバリア機能が回復してないなぁ】という印象でした。

劇的に改善して、見た目は問題なく見えましたが、
【バリア機能が不完全】って頭に入ってきたんです。

ワタシは、いつも美容中に頭に入ってきた事に従ってケアしていきます。

毎月、毎月、【一見、同じ症状なんだけど、先月とは何か違う、、、】という感触です。
それって、先月の症状は改善したってことを積み重ねてきているので、初来店時より、状態は上がってきてるのです。

シニア犬で、
DOGPOOLにいらっしゃる以前は痒み止めの薬を服用してきたし、
他にも薬を外せない持病もあるので、
【完治】は難しく、
良かったり悪かったりと【状態は揺らぎ続ける】だろうな〜と見ています。

でも、
飼い主さまが【気持ちが揺るがずにいてくれる】から、二人三脚でワタシも頑張ることができます。

他のサロンに変えたほうが
もっと良くなるんじゃないか?

やっぱり病院がすすめるフードにしたほうがいいんじゃないか?

良かったり
悪かったりを繰り返すと
不安になったり
疑い深くなったりと
そんな気持ちになるほうが、きっと当たり前だと思います。

だけど、いつだって【揺るがずに信じてくださる】。

この子の飼い主さまは、いつもワタシに感謝してくださるのですが、
感謝し尽くせないのはワタシのほうです。

皮膚の状態が揺らぐ度に、揺らぎに合わせたケアをしていく。

そのケアを信じて任せてくださるのですから、ワタシも持てる全てを総動員します。

福岡市外の遠ーーーーーくから
毎月来てくださってます。

トリマー冥利に尽きます。
ありがとうございます😊

ミホ🐝