身近なミステリー | 犬と悪魔のプール

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音楽を中心に色々な話を書いていくつもりです。

ふぅ…。
どうにかこうにか、
怪しい人びと (光文社文庫)/東野 圭吾

¥500
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↑この本を読み終わった所です。
短編集だったので、まぁ読みやすかったですね。

この本は、「傍にいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに…」というのをテーマにした(?)短編が7作入ってます。
どれもこれも面白い…というか、「なるほど、そういう事だったのか」と思うような話ばかりでした!
さすが東野さん、と思うような話ばかりです。

私が中でも特に良いな~、と思ったのは…いや、正直どれも甲乙つけがたいですが、あえて言うなら、「灯台にて」ですかね。
ある大学生の男性が1人旅をしている時に、ある灯台に泊まる事があったのですが、そこで灯台守をしていた男性がゲイさんで…という話です。(多分この話の主なポイントはそこではないです;;)

前から思ってた事ですが、東野さんの文章ってあんまりエロくないですよね。
いや、そもそも官能小説を書いてる人じゃないんだから、当たり前かもしれませんが…;;
彼の小説を読んでいたら、結構ベッドシーンが出てきたりするんですよ。
でも、その描写が全然エロくない。
物凄く軽く、数行で流してしまう、という感じがします。(そもそもそこにあまり力を入れてないんだと思いますが;;)
というか、もっと言えば、東野さんの書く小説って、少なくとも今まで読んだ限りではどれも、感情に関する描写が上辺だけって感じがします。
他の人が書く本だったら、感情に関する描写ってもっと…「そうだよ、そうなんだよ!!」と強く訴えかけてくるようなものがあるような気がしますが。
彼の文章の視点はまるで研究者のようで、人の感情を観察するように描いてるような気がします。
経歴を見たら、そもそも彼は文章を書く人ながら理系っぽいので、それは当たり前かもしれませんね…。
というか、今考えてみたら、技術者なのに文章の才能もあるなんて、普通に凄い人ですね…∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

どうでもいい話ですが、この本、図書館の返却日を既に過ぎてます;;
延長するのを忘れていたんです;;
ちなみにあと2冊、返却日を過ぎた東野さんの本があるので、それも大急ぎで読みたい所です…。