昨今の社会では、高齢化の進行により、老後問題や病気の問題、また認知症の問題など、老後全般に心配事の報道が増えている様な気がします。
他でもない、私も、老後のことは心配になりますし、心配ないと言っては嘘になります。
そんな中でも、今の不動産賃貸業という仕事を選び、色々な方々とパートナーを組むことで、それ程、体にはきつくなく、また一定程度の収入を得られる環境には、本当に感謝しているところであります。
おそらく、老後の心配は、平均よりは少ないかな、とは思います。
それでも、50歳を過ぎて、人生設計というものは毎年考える年になったという事で、今日の話をしようと思いました。
人生は、苦しむためにあるのではない、楽しむためにある、という言葉は、自己啓発書をを読むと、よく見かける常套句になっていると思います。
これは間違いない事だと、私は思いますし、そうなんだろうな、と。
でも、現実的には、私の様に借金で苦しんだり、病気で苦しんだり、人間関係で苦しんだり。
色々な事柄で、苦しむのが常ですよね。
私は、この様な事を考える度に思う事は、楽しい事ばかりだと、その楽しみが分からなくなる。
たまには苦しいことがあるからこそ、楽しい事がより楽しく感じられる、と思ったりします。
例えば、これは武田邦彦先生が仰っていたことですが、いつも旨いものばかり食べていると、それに慣れてしまって、大して旨く感じなくなってしまう、という話を聞いたことがあります。
人生についても同じことが言えるのではないでしょうか。
これは私個人的な事ですが、あの借金苦があったからこそ、お金の使い方を勉強できていますし、それ程大金は稼げていませんが、あの時と比較して十分で、また比較にならない程の安定した収入を得られているので、大変な満足感を得ることが出来ています。
日本は、資本主義社会なので、お金事はある程度考えないといけない事だと思います。
それ以外にも、健康は大切ですし、人間関係も大切です。
人間関係と言えば、友人関係もそうですし、家族関係もそう、お客様との関係も、人間関係と言えるかもしれません。
お金に関しては、生活が出来る程度にあれば良いのであって、大谷ではありませんが、報道やSNSで煽られて、とんでもない大金を求めなくてもよいはずです。
それよりも、健康のほうがよほど大切ですし、80歳、90歳、100歳となった時には、友人関係もとても大切な事だと思います。
この様なことを、総合的にバランスよく考えることが、安心できる人生に繋がるのではないか、と、考えるのです。