ある和尚様が、心理を問われて「悪を行わず善を行う事」と答えます。
その答えは、あまりにも当たり前で、それこそ3歳の子供でもわかるほど
そこでその和尚様は答えます。
「確かに3歳のも子供でも分かる事ですが、それを行う事は80歳の人生のプロでも難しい」、と。
これこそ、人生の真理だと思うのですが、言うが安し、行うが難しですね。
私たちは、日々の生活の中で、常に判断を求められ、判断し、その判断に従って、自らの行動を取ります。
その一つ一つの判断が、正しいのか正しくないのか。
私たちは、その判断が正しいと思って行動しますが、自分の思った結果が出ない事は、しばしばです。
それでも、私たちは人生を生き、活動していきます。
また今回も難しい話を始めてしまいました
なぜかこのところ、難しい話をしてしまうのですが、多分、先月に母が亡くなり、自分のこれからの人生を考える機会が増えたからかな、と思います。
私は数年前から、天縄文理論を学習するようになって、この世とあの世の役割を理解する事により、死の恐怖は和らいだのですが、使命に行く人生とは、という問いを常に考える様になりました。
自分の使命とは何か、ということを考えるのは本当に難しい事だと思いますが、この事さえも、3歳の子供なら瞬時に答えを出すのかもしれません。
私たち大人は、あれこれ考えすぎて変なフライドや自尊心を持ってしまって、素直に動けなくなってしまったのかもしれません。
自分の本音で生き、本音で活動出来れば、万人に素直で気楽な人生を送ることが出来ると思います。
ただ、この本音で生きる、という事が本当に難しくなってしまっている現代ですよね。
今回のジャニーズ事務所問題なども、本音が言える社会なら、起こらなかった事件かもしれません。
それでも私は、やはり、気分よく人生を送りたいので、出来るだけ本音で言える場面を少しずつ増やして、全てを本音で言える人間に成れれば良いな、と漠然と思っています。
真理を頭で理解するだけではなく、行動でも示せる、という事が、本音で生きる、という事かもしれません。