狂気、とまでは行かないと思いますが、私は現在の不動産賃貸業を始めたころ、最初の物件を買うのにかなり苦労しました。
その理由は、当時、遊技業を営んでいたので、物件を購入するための融資が、中々通らなかったのです
なので、ちょうど、今の季節でしたが、銀行の支店を30軒位、回りました。
毎日汗だくで交渉しても、中々、OKが出ない。
結局は、昔から付き合いがある信組で融資が下りたのですが、この時の支店回りを、当時の大家仲間に話したら、何かに取りつかれている、と言われたものです。
ビジネスは、順調に進むときもあれば、全く前に進まない時期もあります。
そんな時でも、成功するという信念を持ち、疑いもなく行動できる時があるのです。
この間、あるメルマガを読んで、飲食店を営んでいる若者の話がされていました。
その若者は、自分の飲食店の営業が終わった後、ウーバーイーツもやっているのです。
いつ休んでいるのだろう、と思う位の仕事量だという事ですね。
それで、この狂気ともいえる状態を経験する人は、多くの場合、良い結果が出ると、このメルマガでは言っていました。
その理由は分からない、という事でしたが、私が思うに、狂気に突き動かされている時期と言うのは、失敗するとか成功するとか、そういう計算高い事は一切考えていません。
これをやる事が、自分の使命なんだ、という位の感覚で行動しているような気がします。
使命というのは、命をどう使うか、という事だと思いますので、おそらく、命を最大限に利用できているから、事が上手く運ぶのかな、なんて思ったりもします。
これだけは、神がかり的で何とも言えませんが、私が思うに、人生でそういう時期があったという事が幸せな事だ、と今気づきました。
そうなんです。
狂気じみた行動をした時期があるという事は、本当に幸せな事です。
その様な行動がとれたことに、自信を持つことも出来ますし、こういう風に、ブログで発表する事も出来ます(笑)
現代社会では、狂気じみた行動が必要なくなってきている様にも観えますが、私は個人的には、そういう時期があること自体は、幸福な事だと思います。