まずいものを食べると幸せになる | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

私が尊敬する武田先生の話で、「不味いものを食べると幸せになる」、という話がありますゲッソリ




これはどういう事かというと、毎日美味しいものばかり食べていると、もっと美味しいもの食べないと美味しいと感じない味覚になってしまう。




でも、時々不味いものを食べると、味覚がリセットされて、何でも美味しく食べられるようになる、というものです。




これは本当に、人生の要点を与えてくれる言葉だと思い、私の座右の銘の一つにもなっています。




現代社会は飽食時代だと言われていて、テレビやネット番組、新聞や雑誌なども、美味しい食べ物やそれを提供するお店の話題が豊富です。




人間には美味しいものを食べたいという欲求がありますので、それを刺激すれば、ビジネスが成り立ちます。




人間の欲望には制限がありませんので、その食欲を無限に刺激し続ければ、永遠とその商売が出来るという事になります。




世の中の飲食店は、その欲求を刺激することで成り立っています。




まあ、確かに今の資本主義社会は、お金の循環で成り立っていますので、ある程度は仕方ない、というか適正な範囲なら良い事だと思います。




それの度を越したのが、バブル景気の時期です。




私も大いに反省していますが、自分が食べたいものを食べるために、わざわざ新幹線に乗って、何処どこへ行くとか、その時代は皆がやっていましたね。




今考えると、この行動は異常だと理解できます。




でも、そこが人間の怖いところで、その真っただ中に入ってしまうと、客観的に観れなくなるのですね。




なので、その客観的な自然の感覚を取り戻すために、時々不味いものを食べて、味覚をリセットすれば、そこそこのものでも凄く美味しく食べることが出来るというわけです。




最近話題になっている、平成の30年は給料が上がらなくて大変だったので、もっと給料を上げるべきだ、という論調です。




確かにそれも一理ある考えだと思いますが、私は少し論点が違います。




それなら、バブルの頃が正常だった、とでも言うのでしょうか。




アメリカやEUでは、マックのハンバーガーが1500円とか2000円するという事ですが、それが正常なのでしょうか。




日本には昔の良い言葉がありまして、「足るを知る」という言葉があります。




この平成不況で、日本ではこの「足るを知る」という言葉の意味を、身をもって勉強できたのではないか、とも言えると思うのです。




景気が悪いと言っても、テレビやSNSなどを観ていると、まだまだ余裕がある様にも観えます。




SNSは見栄を張る場所だという事もありますが、それを羨ましいと思うこと自体が、惨めだと思うのですね。




美味しいものと言うのは、時々食べるから美味しいのであって、毎日食べたら美味しいものではなく、普通のものに成ってしまうのです。




人生を楽しく充実した、しかも明るく過ごすために、たまに不味いものを食べるという行動を取ってみても良いと思います。




年始なので、今年はこの事を頭に入れて、活動していきたいと思います。