昨日、近畿地方の二府一県で緊急事態宣言が解除されました。
大阪府知事は、解除されるも今まで通り気を付けてくれ、という様な事を言っているようです。
経産省大臣もその様な事を言っているという事です。
私の基本スタンスは、今回のコロナウィルスは大した問題ではないという事ですが、それでも世の中がこの様に進んでしまったので、ある程度のマナーを守っていかなければいけないと思います。
その理由として、今回のコロナが大したことないものとしても、接する人が不快に思うのは事実だからです
真実と違う雰囲気が流れてしまうというのは、それを知っている者から考えると本意ではありませんが、それはそれで仕方ない事だとも思います。
以前にも話したかも知れませんが、自分の周囲を観察してみると良いと思います。
貴方の周囲で、コロナに感染した人が何人いるでしょうか。
また、コロナの影響で亡くなった方は何人いるでしょうか。
経産省大臣や都知事も言っていますが、宣言が解除されて多くの人の意識が緩むと、感染者がまた増えて第二波、第三波が来てしまう恐れがあると言っています。
その可能性もありますが、私個人的には大した事ではない、と思っています。
そうそう。
私が少し気に食わないのは、ホリエモンです。
テレビや報道、政府はコロナを煽り過ぎだ、と言っておきながら、このどさくさに紛れて都知事選に立候補するという事です。
この話が本当だとすると、これも火事場泥棒的な活動ではないかと思います。
私が個人的に思っている事は、ホリエモンもこのコロナ騒ぎで相当なダメージを受けているのではないか、という事です。
飲食店の展開を積極的に行っていたので仕方ないですね。
今回のコロナ騒ぎにより、世の中はガラッと変わると思います。
また、ガラッと変えるのが何ものかの目的の様な気がします。
だとすると、コロナの影響で厳しくなっている仕事はやはり、真剣にその後のことを考える必要があるのだと思います。
私の関連の事業で言いますと、民泊などは直接的な被害が出ているものと思われますが、私から言えば、あれは金融派生商品と同じで、不動産のデリバティブ的な存在だと思っています。
安易に新築物件が増えて、物件が飽和状態になり、その結果として空き部屋を無理やり高額で回すというのですから、これも一つのバブルですね。
バブルはいずれ弾けます。
銀行が融資し易いという安易な理由で、新築物件を扱う業者や大家が増えましたが、その影響が出ましたね。
これからは、拡大志向の時代ではありません。
適正な規模で抑え、利益を周りに分ける。
一部が儲け過ぎる時代ではない、という事だと思うのです。
創業者が、数年で自分の会社を売却して大金を得るというのも間違いだと思います。
私は近江商人的思考が大好きですが、商売は三方に良くする事で成り立つと思っています。
なので、短期で会社を売却するというのは、そこで働く従業員に大きなストレスを与えるという面で三方よしにはならないと思うのです。
首都圏もこの調子なら、緊急事態宣言が今月内に解除されそうですが、前の勢いというのは無いものと考えるべきでしょう。
世のため他人のために事業を営む。
これからは、この精神が尚更引き立つような気がします。