今朝のテレビ番組をたまたま観ていたら、タブレットを使う塾がCMで流れていました。
私は以前にも何度か書いたことがありますが、子供の発達段階でのIT化には疑問を持っている派です。
日本は歴史上、頭脳面で優れている、と世界の学者は言っていて、その一番の理由が、日本古来からある生活習慣や勉強の方法を挙げています。
写経や、読書など、静かに、コツコツと黙々と行う事が多いです。
貴方も聞いているかも知れませんが、最近、ビジネス界でも「瞑想」が話題になっています。
私も、朝起きた時に行う事が多いですが、あれは正しく、日本的な心の落ち着け方です。
座禅などでも行われますが、日本だけではなく、アジアには、教育面でも優れた方法があるのですね。
日々忙しく仕事するビジネスパーソンが、効率化や経費削減のためにIT化していく事は、生産性の向上の面からも、私は大賛成です。
ただ、まだ教育段階の学生や、新人社員等は、これから色々と覚えて行かなければいけない、基礎を叩きこまないといけない次期なのに、それをすっ飛ばして良いのかな、と思うのです。
仕事が出来る出来ない、というのは確かにセンスはあると思います。
スポーツなどもそうですが、素質と言いますか、センスがある人とそうではなう人とでは、多少なりとも上達に差が出るものです。
そういったセンスの差を埋めるために必要な事が、コツコツと勉強する事だと、私は思います。
仕事も学業も、この辺りは同じだと思いますが、これって、皆が分かっている事だと思います。
分かっているけれども、面倒だから、出来ればそれを飛ばして楽したい、という気持ちが先に立ち、周りに流されている気がします。
実力がある、という言い方をしますが、実力というのは、その言葉の通り、「実体がある力」、だと思います。
バーチャルでは身につかない、何かがあると、私は思います
なので、特に若い人はそういう部分を面倒がらずに、コツコツとやって欲しいのですね。
身につくスピードを速めるもっも良い方法は、「やる気」です。
だから、自分が好きな分野であれば、没頭できるし、やる気があるので、身につくのも早いのですね。
目の前にある課題が、自分が好きな事ではないかもしれません。
私だって不動産は好きですが、登記の事や建物の事、権利関係や融資の事など、自分がそれ程好きではない部分もありますが、それをやれば、その先に自分が好きな仕事が待っているからやれる!、ということがあるわけですね。
なので、楽したい気持ちは分かりますが、やるべき事はキチンとこなして、コツコツと進んで頂きたいと思います。
こういう風に書いていますが、ここ数か月で、私もこの様な部分をサボってしまっていたので、気付いたのですが