やり遂げる、ということ。 | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

大前研一さんの「稼ぐ力」という書籍に、マッキンゼーの凄まじ

い仕組みが紹介されています。




私は、以前にディーエヌ・エーの南場智子さんの書籍「不恰好経

営」という書籍を読んだ時も感じましたが、経営と言うのは要は

「やり遂げる力」にあるのかな、と思いました。




私は倒産寸前の経験をしている、という事はあなたもご存知です

が、私の場合、後に引けない状況だった、というのが当時の私の

原動力だったと思います。




社長なので、しかも私が長男で父から継いで何としても問題を処

理しなくてはいけない、しかも妻と子供が二人いる。




状況からして、行動せざるを得ない場面です。




マッキンゼーの社員(コンサルタント)は、自分が経営者という

わけではないので、最悪、その場を逃げる事が出来ます。




一般の会社では、そんな事もあるかもしれませんね。




でも、マッキンゼーの社員はそんな状況でも、怯まず、逃げず、

最後まで仕事を遣り通す。




南場さんが会社を興したときは、大前さんの罵声を浴びる権利、

というのがお祝いだった、という本とか冗談か分かりませんが、

それ位、マッキンゼーという会社は厳しいかった、という事でし

ょう。




そんな状況で育つ人たちですから、そりゃ~~、兵ぞろいのはず

です。




この書籍を読んで、自分が恥ずかしくなったのですが、私の場合

は言わば、死に物狂いの行動をして当たり前、という状況だった

わけです。




それを、この会社の社員は逃げずにやり遂げている。




大前研一氏はこの書籍で、これから日本はこういう人をもっと多

く育てなくては、これからの世界では太刀打ちできない、と言っ

ています。




まあ、勤めようとする会社の福利厚生ばかり気にしている人と、

将来を見据えて、報酬ではなく仕事の質、自分はこの会社でこれ

を学ぶんだ、と意気込んでいる人とでは、数年後の結果が違って

きて当然です。




最近、よく年金の話を耳にする事が多いですが、自分の将来を国

に預けてしまう人生と言うのは、何だか寂しいな、と思うわけで

す。




よくよく考えて見ると、国の事業や政策は税金や国債の発行によ

って賄われています。




その税金を払う人、国債を買う人は一体誰でしょう?




儲ける人、稼ぐ人がいないと、国の事業や政策を行うことは出来

ないという事ですよね。




大儲けをする人や大金を稼ぐ人を、頭ごなしに批判はできないと

思うのです。




これからの社会は、やはり「稼ぐ力」と言うのは最も重要なファ

クターですし、子供を持つお父さんやお母さんは、自分の子供に

その分野での教育をキチンと受ける環境を整えてあげる事が、本

当の子供思いの優しい親だと思うのです。

稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方

キャッシュフロー for キッズ (日本語版)




参考記事
投資に初心者も上級者もない?