としたら、あなたはスタッフが好きで行動するような事業を作れ
ているでしょうか。
本当に耳が痛いことなのですが、あえて自分への戒めとして書か
せて頂きます。
私の場合、スタッフがその仕事が好きで勝手に動いてくれる、と
いうところまで持っていけていないので、スタッフが出来るだけ
良い気分で働けるように気配りをして、会社を運営しています。
私は、今までそれで良いと思っていましたので、疑問を持ってい
なかったのですが、ある方の話を聞いて、「これはまずい!」と
強烈な自己反省をしたのです。
あなたも、今回の話には気を配っていただきたいのですが、よく
書籍等で書かれている事で、社長の仕事はスタッフに対する気配
りが凄く重要だ、という事柄が書かれています。
仕事というものは、元々自分が好きな事ばかりではないので、そ
の部分をカバーするための気配りが重要だと。
でも、よくよく考えて見たら、スタッフが魅力を感じる、好きな
事業を作っていければ、そんな事はする必要はなく、スタッフは
自ら行動してくれます。
確かに、凄く難しい事です。
でも、会社を経営している者として、これを目指す事が重要なの
かな、と思うわけです。
今の体制で出来なければ、新しい会社を立ち上げる。
やり方が分からなければ、人に聞いて見る。
どっちも、自分に言い聞かしています(笑)
私が、今パッと頭に浮かぶ会社では、オリエンタルランドやリッ
ツカールトンなどですが、スタッフが自ら考え行動する組織が出
来たなら、それこそ鬼に金棒の会社になります。
オリエンタルランドの場合は、それが数字としても現れていて、
株価は10年目の2倍以上です。
10年前の価格でもそれほど安くはないですが、今ではその2倍
以上の価値を投資家は付けている、という事です。
収益も毎年、順調に伸ばしていますよね。
あれ程の企業になると、社長を含めた経営陣だけの力では、経営
は上手く行かないはずです。
やはり、全従業員が仕事に魅力を感じて、自ら行動する気風があ
るからこそ、ではないかと思います。
確かに零細企業と単純に比較できない部分は多いですが、社長業
をしているからには、やはりもっと上を見て行動して行きたいし
、そうでないとこれからの経済社会ではあっという間に淘汰され
てしまう、と思います。
という事で、今回は自分に対する戒めとして、話をさせて頂きま
したが、もし貴方が経営者でしたら、今回挙げた問題に一緒に取
り組んで行こうじゃありませんか。
5年後、10年後に、お互いで現状を報告しあえたら、尚良いで
すね。
新事業を立ち上げたい、といった時に足がかりになる書籍です。
金持ち父さんの21世紀のビジネス
