物価上昇はビジネスチャンス? --- 再生エネルギーの価格差減少 | Driving On the Earth - Part2

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今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 現行大手企業も現与党・霞が関も、本気で再生エネルギーにシフトするの意思が無いと感じるのは、自分の周りの元技術者たちである。と言うのは、日本には数々の再生エネルギー技術が生まれてきたが、今では、風力発電も太陽光パネルも、純国産が無くなっている程。

 

 一つには、今絶好調の大手商社や電力会社は、再生エネルギー100%の社会に一気に移行されたら困るのである。原子力村と言われる管・民・学の村社会的社会的集団として、強いつながりがあるだけでなく、かなりの金が政治家に流れていると言われている。まあ、そんな関係が無ければ、こんな言葉も作られないだろう。

 

 民主党時代、原子力は安くないとか言っていたのが、安倍政権に代わると、最も安く安定性がある等一気に話が変わったのも、今の日本の政策は、企業優先だと言うのがはっきりする。

 

 今の様に電力含めエネルギー価格が上昇すればするほど、再生エネルギーの優位性が出てくる。一番は、輸入費用が減る事で、貿易収支が改善される。それだけでなく、将来的に海外のエネルギー価格に日本の経済は影響を受けないで済む。

 

 日本経済は、直ぐには復活する事はあり得ない。だからこそ短中期決戦型で、再生エネルギーへシフトし、それにより新たな産業が生まれるから、現行の企業の縮小があってもそれは時代の流れ。電力会社の立ち位置は25年後には、今のような優位性はなくなっているだろうし、そうならなければ、日本は良くならない。

 

 食料も、工業化による自給率向上は、国を安定させる一番の政策でもある。高いからとかいうが、初期は高くてもコスト削減は運営して初めてできるものである。

 

 企業との癒着で、未来を見ない現与党の政治は絶対に無くすべきであり、復活などありえない。政治が企業の意向を勝手に優遇をしていたら、国は衰退する。それが、今の現状であり、もうやめにしないと経済も伸びないと言って良いだろう。

 

 辛い時こそチャンスを作る。原料が切れそうになったら、もう独自の原料で、新しいチャレンジを行う。問題は、最後の新規化学物質登録で、その資金は、稼ぎださないといけない。それでもチャレンジは惜しまない。ただそれだけである。