認知度が足りない! --- 市場調査から。 | Driving On the Earth - Part2

Driving On the Earth - Part2

Driving On the Earth-Part2
今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 タービュランス・リミテッドは、今までCMを打ったり、広告を載せたり一切してこなかった。それでも、今の状態まで来れたのには、多くの方々の口コミあっての事。

 

 整備工場や一般のバイク乗りさんや走り屋さん等には、正直ほとんど知名度が無いと言うのが判りはじめた。まあ、業務用と言えば、TLの添加剤を使ったところぐらいしか、認識が無いのは、黒子に徹しているからだが、一部のマニア的の人の認知が意外に低いのには、意外だった。

 

 それでも、あえて広告を打ったりするつもりはなく、どうせなら、ニュートラルな方のコメントだったり、新たなホームページの作成で対応しようと考え、随時準備を始めている。

 

 市場を見ていると、色々な技術が大型商用車向けに紹介されているが、TL的にはどれもが中途半端で、確かに一旦は良くなるが、本来の原因に対処していなかったり、本当の燃料=軽油に求められているものを無視しているように思えてならない。例えば、その一つである、酸化セリウムでのPM燃焼温度低下で、DPF中のPMを減らす技術。これ自体はプジョー・シトロエンが採用し、これを一般車両用に添加剤として販売しているものである。2006年当時TLも販売を考えたが、幾つかの問題点から販売を止めた。一つは環境問題である。それ以外もあるが、あえて触れない事にする。理由は、販売する側のリスクであって、外部の人間があえて警鐘を鳴らす必要はない。無知で販売するかどうかの問題である。もしこれで、川崎病では無いが、気管支他の病気が引き起こされたら、その代償は大きい!と言っておこうか!同時に頻繁に使った車両のタンク内を見てみれば判る事でもある。

 

 もう一つは、インジェクターの劣化を、取り外して外部で洗浄し改善すると言うもの。考えは悪くは無い!だが、これ自体も何故軽油には潤滑性向上剤が使われているかすら理解していないのには、もとインジェクターの開発メンバーが作り出したのだとしたら、軽油の知識は何処に行ったのかを言いたくなる。まあ、潤滑性向上剤が何なのか、何のためにどの様な問題が生じて使われているかまで、知るのは、日本では、もう一部の人だけなのだからともいえなくは無いが、この辺りも、メーカーを何処まで信じるかはユーザー次第である。

 

 これからは、もっとはっきりとTLの考えを主張しながら、より優れた整備方法を提案する事にしたい。

 

 一般向けは、情報の発信を文章以外で変えていく予定である。