子育ての悩み解消法 -8ページ目

子育ての悩み解消法

不安な子育て、読むだけでちょっと安心

昨日の続きです


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結婚してから10年が経ち、検査を嫌がっていた夫(43)が病院

に行くことに同意してくれた


さすがにおかしいと思ったらしい


精液検査の結果、精子は一個もなかった


医師の診断は、精子の通り道が途切れる「閉塞性無精子症」


手術で精子が採取できれば、顕微授精で妊娠の可能性があると告げられた


だが、治療の成功率は高くなく、費用も80万円ほどかかる


赤ちゃんへと続く道の途中に高い壁が立ちふさがっている気がして

、風呂の中で一人、声を殺して泣いた


2週間後、夫は言った


「手術を受けるよ。二人で頑張ろう」


専門のクリニックに転院し、治療の日も決まった

だが、日が近づくにつれ、不安が頭をもたげた


手術しても精子がなかったら、夫をさらに傷つけてしまうのではないか

それに、もし子供に何かあったら・・・


背中を押されたのは、年下の友人の言葉だった


「何もしないで泣くより、出来ることを全部やった方がいいよ

でも、だめだったらキッパリ諦めて。ずっと愚痴は嫌だからね」


精子採取、排卵誘発、採卵、顕微授精、胚移植・・・


いくつものハードルを乗り越え、妊娠したのは五年前のことだ


かかった医療費は全部で200万円近く

心身の負担も大きかったが、子供以外に得たモノがあった


一つは、「物事を早く上手にこなせなくても、出来るようになるま

で、どう頑張るかが大切だ」と思えるようになったこと


そしてもう一つ


夫婦が同じ目標を持って励まし合い、乗り越えたことで、きずなが強まったことだ。


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朝日新聞より 抜粋



【夫婦のきずな 強まった】


東京都内の自宅マンション。

お絵かきボードで遊んではしゃぐ長女(4)と次女(1)の姿を見

守りながら、ハルミさん(36)は言った


「子供が将来、壁にぶつかった時、話そうかなと思っています『お

母さんは昔、辛い思いをしたけど、医師、看護師、培養士と、たく

さんの恩人のおかげで、あなた達を産めたのよ』って


四年間の不妊治療を経て娘達を授かった

手術で夫の精巣を切開して精子を採取し、卵子の中に入れる顕微授精だった


最初はハルミさん一人で病院に通っていた。検査で不妊の原因は見つからなかった


自分より遅く結婚した友人や姉が次々と妊娠していくのを見て、劣等感にさいなまれた


結婚から10年経ち、検査を嫌がっていた夫(43)が病院に行くことに同意してくれた


さすがにおかしいと思ったらしい


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朝日新聞より 抜粋


昨日の続きです


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だが、この春、注射や投薬を重ねて3度目の体外受精

の準備を整えていた矢先、出張が早まり、卵を採取す

る日と重なった


身体に負担だけ強いて、チャンスを逃したと落ち込ん


医師から「優先順位をはっきりしたほうがいい」

と言われ、心を決めた


出産の年齢的リミットを考え、治療に専念する為

「不妊退職」を選ぶ人は少なくない


中堅社員の退職は人材育成の観点からも損失になるた

め、治療の為の休暇制度を作る企業や自治体が数年前

から出始めている


だが、利用者は「数人程度」などと、多くはないようだ

ある企業の担当者は、「上司や同僚に治療を知られた

くない人も多い。プライバシーの確保が課題」と話す


退職を決意した神奈川の女性には、迷いもある。

これまでは、子供がいない理由を聞かれても

「仕事が忙しいから」と言えた


落ち込んでも、会社に行けば気が紛れた。

「仕事を辞めても妊娠できなかったら、夫に八つ当た

りし、精神的に不安定になりそう」


築いてきた人生が、音を立てて崩れていきそうな気がする


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朝日新聞 記事より抜粋