【夫婦のきずな 強まった】
東京都内の自宅マンション。
お絵かきボードで遊んではしゃぐ長女(4)と次女(1)の姿を見
守りながら、ハルミさん(36)は言った
「子供が将来、壁にぶつかった時、話そうかなと思っています『お
母さんは昔、辛い思いをしたけど、医師、看護師、培養士と、たく
さんの恩人のおかげで、あなた達を産めたのよ』って
四年間の不妊治療を経て娘達を授かった
手術で夫の精巣を切開して精子を採取し、卵子の中に入れる顕微授精だった
最初はハルミさん一人で病院に通っていた。検査で不妊の原因は見つからなかった
自分より遅く結婚した友人や姉が次々と妊娠していくのを見て、劣等感にさいなまれた
結婚から10年経ち、検査を嫌がっていた夫(43)が病院に行くことに同意してくれた
さすがにおかしいと思ったらしい
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朝日新聞より 抜粋