こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、子供に止めさせたい指しゃぶり
というお話です。
ある調査によると
子供に止めさせたい事の第一位は
「指しゃぶり」でした。
ちなみに第二位は鼻くそほじり
第三位は爪かみ
第四位は性器をいじる
第五位は歯ぎしり
でした。
柴田は指しゃぶりは記憶にはありませんが
爪かみはしょっちゅうやっていました。
十本に指を満遍なく爪かみをしていたので
爪切りをする必要はありません。
小学校くらいまでは
続いていましたね。
貧乏だったのでカルシウム不足
だったのかもしれません。
いや、爪はカルシウムではない
ということは後で知りました。
ということは、
単にひもじかったのかな?
(^0^;)
ということで今日は
子供に止めさせたい事の第一位
指しゃぶりについてお話しします。
あなたのお子様は
指しゃぶりしていますか?
指しゃぶりというのは
基本的には無理に
止めさせる必要はありません。
実は、指しゃぶりは
お腹の中にいるときから
やっていることなのです。
胎児の指しゃぶりは
生まれてすぐに
母乳を飲むための練習として
重要な役割を果たしているのです。
そして、生後2~4ヶ月になると
自分の目の前にある「手」を
凝視するようになります。
ハンドリガードと呼ばれる
行動です。
赤ちゃんは自分に手がある
という認識がありません。
そして、目の前を時折通り過ぎる「手」
を見て、「なんだろう?」と
考えているのです。
次は「お口でもっと研究しよう」
と「手」を舐め始めるのです。
目で見て手を自分の口に
運ぶということは
とても難しいモノです。
最初は上手にお口に運べませんが
何度も繰り返すことで
ジャストミート出来るようになります。
これが目と手の協調運動の学習です。
最初は手全体を舐めますが
そのうち親指をしゃぶるようになります。
そうしている内に「手」は
「自分の身体の一部だ」
と認識できるようになるのです。
この手しゃぶりや指しゃぶりなどは
つかまり立ちや伝い歩きが
出来るようになると
自然に卒業していきます。
ほとんどの子供は4~6歳までには
指しゃぶりを卒業出来ます。
ですので、ママもパパも
あまり神経質にならないで下さい。
指しゃぶりは子供が
暇を持て余したときに
出てきます。
最近のコロナ過の影響で
外遊びやお友達遊びが
少なくなっているので
指しゃぶりの頻度が
多くなっている子供も
多いのではないか
と柴田は心配しています。
ですので、沢山遊んであげることで
自然に卒業していくのです。
早寝早起きを心掛け
外遊びや運動遊びを
親が一緒になって
楽しんで下さい。
絵本も沢山読んであげて下さい。
寝かしつけの時に読んで貰った絵本は
子供が寝てからも続きを夢の中で
見ているのです。
夢の世界でも
すくすくと育っていきますよ。
コロナに負けずに
沢山遊んであげて下さいね。
4歳過ぎても指しゃぶりから
卒業出来ない場合は
少し親子関係を考えてみましょうね。