お子様の才能を伸ばすコツのひとつは「待つこと」です。と言っても「そのうち才能が伸びるからゆっくりと待っていればいいのよ」という意味ではありません。
言葉は才能を伸ばすためには大きな武器になります。そのためには、お子様が言葉を話し始めた頃になったら、子供の言葉を「待つこと」が大切です。
子供は、一日も早く大人と同じ様になりたいと毎日頑張っています。誰も教えていないのに寝返りを始めます。誰もハイハイしている大人はいないのに、自分でハイハイを始めます。つかまり立ちも同じです。
そして、人間の最大の特徴である二足歩行。これも誰も教えないのにいつの間にか歩きはじめます。
もう一つの人間の特徴である「言葉を使った意思疎通」があります。これだけは親が教える必要があります。日本語で育てれば日本語を話すようになり、英語で育てれば英語を話すようになります。
ここで大切なのは、言葉をたくさんかければ話せるようになるかというと、そうではないということです。赤ちゃんは、一生懸命言葉を話そうし努力します。そのときに赤ちゃんが話したい言葉を先取りしないということが大切です。
例えば、赤ちゃんがお水が飲みたいと思い「お・み・ず」と言ったとします。その言葉を聞いたあなたは、すぐに「お水が飲みたいのね」とお水を差し出します。
しかし、これでは言葉を学ぶということが出来なくなります。確かに「お水が飲みたい」という言葉は蓄積されるでしょう。でも、それを使う機会を奪ってしまう事になってしまうかもしれません。
ここでは「お・み・ず」と赤ちゃんが言えば、それをオウム返しにしてあげることです。赤ちゃんは「これでいいのかな?」と恐る恐る口にした言葉です。それが正解であるということを教えてあげるためにオウム返しをすることが大切なのです。
赤ちゃんが「お・み・ず」と言って、あなたが「おみず」と答えることで赤ちゃんは「これで合っていた」と安心できるのです。そして、次から「お・み・ず」ではなく「おみず」と自信を持って話すことができるのです。
そして、次の段階では「お水が欲しいのね」「お水が欲しい時には『お水下さい』というのよ」と正しい言葉の使い方を教えてあげることです。
そうすると次の機会に赤ちゃんは「お水ください」と話せるようになるのです。
ここで注意してほしいことは、あなたは赤ちゃんの言葉を「待つ」余裕を意識して持って欲しいということです。やることが山積みのあなたにとって早く結論を出したいと思いながら日々を送っていると思います。
そんな毎日を送っていると、ついつい赤ちゃんの言葉を「待つ」とという余裕がなくなっているのではないでしょうか?
赤ちゃんが「お・み・ず」と話すと「はいはい、お水ね。どうぞ」とコップに入れたお水を手渡して、飲んだらすぐに次の家事に取り掛かっていないでしょうか?
何事も同じですが、最初が大切です。言葉を覚えよう、話そうとし始めたときに、ちゃんと受け止めてあげることで、赤ちゃんは「よーい、もっと話そう!」という意欲が出てくるのです。
0歳の時にはたくさんの言葉のシャワーを浴びせることは必要なことです。そして、言葉が話せるようになったら、そのシャワーを少し止めて、赤ちゃんの言葉を待ってあげること。そうすることによって赤ちゃんは、どんどん言葉を覚え話せるようになるのです。
赤ちゃんの言葉を待つ余裕がないというのなら、以前に書いた三種の神器という記事を読んでみて下さい。
この世界に生まれてきてまだ数年しか経っていない赤ちゃんは、学ぶことが山程あります。そして、学びたいという意欲もスカイツリーよりも高いのです。
その意欲に応えてあげることで、あなたのお子様の非認知能力がぐんぐんと育っていくのです。
育児に余裕を持つのは大変難しいかもしれません。知識がなければ余裕が生まれません。しかし、知識があれば余裕は自然に生まれてくるのです。
育児の経験だけを頼りにしていれば赤ちゃんの成長の後追いで終わってしまいます。しっかりと育児を学ぶことで余裕が生まれ、また、赤ちゃんの成長の先を見て育てることができるのです。
赤ちゃんの成長の後を歩くのではなく、成長の先を歩くことで赤ちゃんの才能も見えてくるのです。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間をパートナーと共に楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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