柴田の近所のビルの一階に幼児教室があります。名前は有名な教室です。しかし、教室の顔とも言うべき歩道に面した入り口が教室のバックヤードになっているようでごちゃごちゃしています。
看板も手作りで酷いものです。これでは「生徒さんも集まらないのでは?」と思っていたのですが、何年経っても潰れません(^_^;)。
その教室の道路を挟んだ前のビルにも幼児教室があったのですが、その広告を読んだ時には「すぐに潰れるだろうな」と思ったら、案の定、すぐに閉鎖されました。くもんの教室も出来たのですが、ここもすぐに潰れていました。
西船橋に住んでいる親は幼児教育に熱心ではないのかもしれませんね(^_^;)。でも、3歳以下の子どもを幼児教室に高い授業料を払って通わせるのはもったいないことです。
でも、親としては子どもに何かをしてあげたいと思いますよね。幼児教室に行かせるほどでもないけれど、「何をしたらいいのかしら?」とお悩みのママも多いのではないでしょうか?
3歳までは「みんなと一緒だと楽しい」という考えはありません。ハイハイをし始め、歩き始めると子どもは自分の好奇心を爆発させてきます。
この未知の世界のあらゆるものが赤ちゃんの好奇心を刺激してくれるのです。大人のあなたには見慣れたものが、赤ちゃんにはキラキラと輝く宝石のように見えているのです。
「これはなんだろう?」「あれはなんだろう?」「あれも知りたい」「これも知りたい」と夢中で「勉強」を始めているのです。
そんなときに「誰かと一緒に勉強」なんてことは、つまらないことなのです。他人のことより自分のことが最優先です。
お友達と一緒にいるよりも、ママの側にいることによって安心して「勉強」ができるのです。
そんな時期の最大の“幼児教室”は、絵本の読み聞かせです。まだ字も読めない0歳の赤ちゃんに絵本の読み聞かせって「勉強なの?」 と思われるかもしれません。しかし、最も効果のある勉強なのです。
絵本の読み聞かせにはさまざまな効果があります。赤ちゃんにとってママのお膝に座ってママの温もりを感じながら優しい声で絵本を読んでくれることで精神的な発達を促します 。赤ちゃんにとってママの声は、心の安心感を育ててくれるのです。
最近は、乳児健診のときに絵本を配る支援を取り入れている自治体も多くなっています。あるいは、図書館に行けば赤ちゃんの月齢にあった絵本をレンタルできます。無料で勉強ができるのです。
赤ちゃんは絵本の読み聞かせを通じて言葉を覚えていきます。たくさん絵本を読んであげることで言葉の習得も早くなります。
そして、赤ちゃんが一番覚えやすい言葉が“オノマトペ”です。オノマトペとは、「わんわん」や「にゃんにゃん」、「キラキラ」「ピチャピチャ」などの擬音語・擬声語・擬態語の総称です。
オノマトペの多くは、音や感覚を表現したものなので、赤ちゃんにわかりやすく、覚えやすいと言われています。
例えば、ひろかわさえこ作の『ぷちぷち』という絵本は、このオノマトペだけで出来ています。
えんどう豆が莢(さや)から「ぷちぷち、ぽーん」と飛び出して笑顔で「ぽっこ、ぺっこ、ぽっこ、ぺっこ」と歩き出します。
途中で「すぽっ」と花の中に入ったり、花の中にいる虫に「ぶいぶい、ぽい」と飛ばされたり、鶏に出会った時には「べろべろばぁー」と挨拶したりなど、お豆の様々な動きや状況、気持ちに合わせたオノマトペが書かれています。
これなら言葉の知らない赤ちゃんでも楽しく聞いてもらえるのではないでしょうか?
絵本は、赤ちゃんの月齢に合わせたものがたくさんありますので、何冊も読むことで勉強になるのです。また、ママに読んでもらうことで楽しく勉強することが出来るのです。
絵本は幼児教室では育てることの出来ない心と知能を無理なく育ててくれるのです。しかも無料です(^_^;)。お薦めです。
【編集後記】
昨日は妻のスマホをいじっていました。十数年使っていたドコモから格安スマホに乗り換えました。
その設定に四苦八苦してしまいました。なぜか設定・登録が何度やってもうまく行かなったのです。
同じことを何度も何度もやってどこにも間違いはないのを確認した結果、突然出来ました。ちょっと疲れた一日でした(^_^;)
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間をパートナーと共に楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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