平成28年度雇用均等基本調査では、育児休業取得者の割合は、女性81.8%、男性3.16%となっています。
この数字が如実に物語っていますが、女性の育休取得率は男性の25倍以上となっています。
また、育児・介護休業法が制定され、平成29年10月1日からは最長2歳まで育児休業の再延長ができるようになりました。
「長く取ってもいいよ」と表向きは女性に優しいように見えますが、実態は保育園の待機組が一向に減らないことに対する苦肉の策です。
そして、仕事から離れる不安からと収入の面から長い育休を取る女性が少ないことも事実です。
実際に復職した人の育休期間は10~12ヶ月未満が31.1%、12~18ヶ月未満が27.6%、8~10ヶ月未満が12.7%となっています。
多くの男性や管理職から見れば、育児休暇というのは仕事を休む「休暇」と捉えています。
特に育児を妻に丸投げしている国会議員のお偉いさんたちは「仕事を休ませて育児に専念させることで男の生産性を上げる」と勘違いしている人が多いのではないでしょうか?
育児というのは「休む」時間などない「修行」ではないでしょうか?しかも、誰からも教えてもらったことのない全く新しい仕事です。
多くの場合、一人で赤ちゃんという新しい命を守り育てるという心も身体も休む暇のない過酷な“仕事”ではないでしょうか?
こんなツイートを見つけました。
この、育児「休暇」っていう言葉ね。それこそスウェーデン留学中に、「産休&育休」の英語がわからなくて「rest to take care of baby」と苦し紛れに直訳したら、スウェーデン人の先生が怒ったのなんのって「restですって?!子供を産むことと育てることがrest?!」
直訳すれば「rest」ですが、女性の立場からすれば「training」ですよね。
女性がその認識をしっかりと持って、化石のような頭を持っている上司に胸を張って「初めての育児、頑張ってきます。育児は必ず仕事に活かせるので、復帰時には成長した姿をお見せします」と宣言して欲しいですね。
育児休暇を翻訳すると「child care leave」と出てきます。「leave」は「離れる」という意味ですね。「今の仕事を離れて新しいプロジェクトに就きます」という意味が含まれているのではないでしょうか?
事実、初めての育児は
- おむつを替えて
- おっぱい(ミルク)を飲ませて
- お風呂に入れて
- 寝かしつけて
- その間に洗濯、掃除などをこなして
- 2ヶ月頃になると予防接種の予定を立てて
- 便秘になったら…
- 下痢になったら…
- 旦那の夕食を考えて
- 旦那が風邪を引いてきたら隔離して…
などなど、夜も夜泣きや授乳で寝る暇もありません。トイレやお風呂にもゆっくりと時間をとることが出来ません。
その上、「母親だからちゃんと育てて当たり前」という無言のプレッシャーを感じています。
そんな環境の中で厳しい修行のような育児に取り組んでいるのです。
それに対して会社の仕事は、何時から何時までと決まっています。出来なければ誰かが手伝ってくれたり代わってやってくれます。
そして、休憩時間があります。その休憩時間には他愛もない世間話をしてリラックス出来ます。お昼休みにはゆっくりと昼食を取ることも出来ます。決まった休日もあります。
また、事務系でも営業でも一月の区切りがあります。良くても悪くても気持ちを切り替えることが出来るのです。
比較すれば仕事のほうが楽ではないでしょうか?そんな過酷な育児に取り組む女性に「休暇を与える」と考えるのは大きな間違いです。
新しいミッションに取り組んでもらいスキルアップをしてもらう。そのためにわずかながら給料も支払って応援する。それが「育児修行」に入る女性に対する評価ではないでしょうか?
【編集後記】
今年の夏は酷暑ということで毎年悩まされていた「蚊」に一度も悩まされることはなかったのではないでしょうか?
柴田家も蚊取り線香の部類は一度も使うこと無く夏が過ぎ去っていきました。
そして、涼しくなったと思ったら昨夜耳元で「ぶ~ん」とあの音が鳴っていました。
ところで血を吸うのは蚊のメスだけということを聴いています。では、オスは何を食べているのでしょうか?
ググってみると驚いたことに蝶々と同じように花の蜜や樹液を吸っているということでした。
そして、メスが血を吸うのは産卵のために栄養を摂るときだけということもわかりました。常に血を吸っているわけではないのです。
ということは、あの小さな蚊が産卵のために巨大な人間に命がけで向かってくるのです。時には、「バシッ!」と叩かれて一瞬のうちにその生命を潰されてしまうのです。あるいは毒ガス(蚊取り線香)で仲間ともども殺されてしまうのです。
メスが子孫繁栄のために頑張っているときに、オスはのんきに花の蜜を飲んでいる。
育児に悩み苦しんでいるママの姿と飲み屋をさまよっているフラリーマンの姿が蚊の姿に重なって見えてきました。
そんな考えが頭に浮かぶと、「血の一滴くらいメスの蚊に飲ませてあげてもいい」と我慢して吸わせてあげました。
虫の世界でも「お蚊ぁさん」は、大変なんですね。
子育てに、悩みは出てきて当然ですが、それを小さいうちに片づけましょう。立派なオトナに育てるためには時には専門家の意見も必要です。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間をパートナーと共に楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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