「子供のため」は、「偽善」と自覚せよ | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります


こんにちは 柴田です。


いよいよ、春のセミナーは明日になりました。


今回は、今まで以上に解りやすく説明するために、いろいろと道具を使います。


昨日は、娘と準備に勤しみました。


明日は、娘が仕事を休んで、受付などのお手伝いをしてもらいます。


もう一人、お客様であるママさんもお手伝いをしてもらえることになりました。


準備万端です。お楽しみにして下さいね。


では、今日も始めましょう。このブログは、育児や子育ての悩みの解消に役立つような情報や、楽々育児のヒントをお話ししています。


ついついガミガミ言っていませんか?


「子供のために」と、ついつい感情的になってしまっていませんか?



こんな記事を見つけましたよ。


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「なぜ生活に余裕がないのか」 by:PRESIDENT 2012年10月29日号


小池龍之介 著


がむしゃらに働いているのに小遣いはごくわずか。妻と子どもはそっぽを向き、老親の介護も。こんなに苦しいのに誰もわかってくれない――。


ベストセラー『考えない練習』で読者から圧倒的な支持を得た名僧が、あなたの日頃の迷いに対して、考え方の筋道をわかりやすく説く。


子どもが言うことを聞いてくれなかったり、反抗期だったりと、「子育てが大変」なのは「子育てが思い通りにいかない」ということでしょう。


その「思い通り」とは、「相手を自分の思い通りにしたい」ということ。ここには「支配欲」の問題がからんでいます。


たとえば、子どもに「部屋を散らかさないで」と言ったといたしましょう。


親は「自分が命じたのだから、そのようにしてほしい」と思っていますが、子どものほうは、なぜ散らかしてはいけないのかがよくわからないまま、また散らかしてしまいます。


そうすると、親は「自分の命令を聞かなかった」ということで、自分の無力さを突きつけられたような気分になり、イライラすることに。


「勉強しなさい」

「兄弟げんかをしちゃいけません」

「ぐずぐずしないで」


等々、すべて同様に、子どもが言う通りにしてくれないと、親は自分の力を実感できずに、ストレスをためてしまうのです。

子育てにおいて親は、子どもを叱ったり、口うるさく言ったりするのは「子どものため」だと思っています。


しかし、それは「偽善」であり、自分でも気づかないうちに「思い通りに育てたい」という支配欲にとらわれているのです。


つまり「子どものため」ではなく、「自分のため、自分の力を実感するため」に、叱ったり、ガミガミ言ったりの命令を下していることが大半だと思われます。


もちろん、親は子どもを教育せねばならず、社会的な規範を身につけさせるためには、最低限の命令は必要になってくるでしょう。


けれども支配欲のために、命令が過剰になりやすいといえます。


一方、子どものほうは敏感で、親の偽善を見抜き、「思い通りにさせられる」ことに反発を覚えるために、なかなか親の言うことを聞こうとしません。


子どもとの関係をよくするには、偽善の仮面の内側にある真の気持ち=「自分のため」を自覚すること。


そうすれば、「こうしてほしい」「こうなってほしい」といった、子どもへの過剰な「期待」が薄れます。


そして子どもには、「部屋が散らかっていると私が落ち着かないから、片づけてほしい」などと言うようにしたほうが、より伝わりやすいでしょう。


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子供を育てるときに、叱る、怒るというのは、ほとんどの場合マイナスです。


叱らなければならないときは、三つだけですね。


子供は、叱られて成長するのではありません。認められてこそ成長していくのです。



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