お料理のお手伝いは2歳からお薦め | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。やっと暖かい日が続くようになってきましたね。

 

 

水道の蛇口から出てくるお水も、それほど冷たくは感じなくなってきました。そろそろお子様にお料理のお手伝いをお願いしても嫌がらなくなるのではないでしょうか?

 

 

当協会では、お子様にお料理のお手伝いをしてもらうことを推奨しています。しかも、二歳くらいから始めましょうと言っています。

 

 

「二歳なんて、まだまだ危ないでしょ」

「怪我をしたらどうするの」

「二歳児に手伝わすと時間がかかって面倒くさいわ」

 

 

などと驚かれるママも多いと思います。でも、お子様はママがキッチンで美味しい料理を作るのを、まるで魔法のように見ています。

 

 

そして、ママがやっていることは自分もやりたいという好奇心を持っています。その好奇心を満足させてあげることで、お子様の非認知能力はぐんぐんと伸びていくのです。

 

 

逆に、「まだまだ危ないことはさせたくない」とお子様が挑戦したいという意欲を出している時期に、何もさせないと新しいことに挑戦する意欲がしぼんでしまいます。

 

 

ですので、是非とも様々なことに挑戦させて頂きたいのです。もし、包丁を使わせるのが怖いとお考えでしたら、ピーラーをお勧めします。

 

 

皮むき器ですね。これなら包丁よりは安全です。でも、大人でも野菜を手に持ってピーラーを使うのもコツがいりますね。

 

 

 

そこで慣れるまでは皮を剥く具材をまな板の上においてピーラーを使わせてください。例えば、きゅうりや人参なら、まな板に当たる面を切って動かないように安定させてください。

 

 

そして、上からピーラーで皮を向いてもらえば、楽に楽しくお料理のお手伝いができるようになります。ママのお手伝いができると子供にも自信がついていきます。

 

 

また、丸い食材の皮を上手にむくためには手先を思うようにコントロールする必要があります。何度も皮むきをしているうちに自分の手先を思うように動かすことが出来ることで脳が活性化されていくのです。

 

 

また、ママのお手伝いができるという自信がつくことによって、自己肯定感、そして、自己有用感が育っていきますよ。

 

 

 

今日は、実際にお料理のお手伝いを積極的にしてもらっているママからのメールをご紹介しましょう。

 

 

 

柴田先生、こんにちは、○○です。

 

 

昨日は16時半に夕飯を済ませ、お風呂、とスムーズにいき、19時には太郎(仮名)が自分で『眠い』と寝室にあがりました(^^)

 

 

今朝は4時半に目を覚まし、絵本やお絵かき、散歩、ブロック遊びをし、9時半にはお昼寝にはいりました(^^)

 

 

最近は、絵本やお絵かき遊びが大好きです。ひらがなや漢字にも、ますます興味を持って、チーズの牛乳のパッケージをみて、『これなんて書いてあるの?』と聞いてくれます。

 

 

またお絵かきは『これ煙~』と言いながら、オレンジのペンで縦に波線3本書いていました(^^)

 


昨日、太郎と一緒にカレーを作りました(^^)。野菜の皮むきや食器洗いをお手伝いさんしてもらいました。

 

 

太郎は手に泡がつくのが嫌なので、流すことをお願いしました。1枚、1枚集中して残り泡がなく、最後まで集中力を切らす事なく、最後まで丁寧に流してくれました。

 


また野菜の皮むきはあっという間にやってくれました。皮むき器は力む事なく、デコボコがある野菜も皮を残すことなく、最後まで集中して手伝ってくれました。

 

 

本当に驚きました(^^) 何事もなく普通に作業していたので、2歳児ということを忘れてしまいました(^^;;


 

今までは「包丁は危ないから今はだめよ」と言うと、『大人になってか使おう~』と納得してくれました。

 

 

心配になるくらい聞き分けがいいんです。ライターや包丁、ビールは『大人になってからね!』といいます。

 

 

公園に行っても「時間だから帰ろうね~」と話すと、ぐずることなく帰ります。

 

 

他のお子さんは癇癪を起こして帰りたくないとアピールしているんですが、これはいいことだと捉えていいのでしょうか?

 

 


ありがとうございます。息子さんは、現在二歳9ヶ月です。コンサル歴は丸二年になります。当初は様々な悩みにぶつかり、苦しんでおられましたが、コンサルの結果、このメールのように育児を楽しめるようになりました。

 

 

ママも悩みながらも一生懸命取り組んで頂いています。これだけ、素晴らしいお子様に育っていても、成長に伴って新たな悩みは出てきます。その度に逐一、ご相談のメールを送ってこられます。ママの、その探求心、向上心が、息子さんに引き継がれているのです。

 

 

 

育児は学ぶ時代です。学び続けることで、あなたにも、あなたのお子様にも、きっと成果が現れます。

 

 

子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。

 

 

せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 

 

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