早期教育は必要?不必要? | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。当協会が推奨しているのは幼い時から様々な知識を与えようという早期教育でも、一流大学を目指すために受験に必要な学力や一流アスリートになるための能力を育てる英才教育でもありません。

 

 

赤ちゃんは好奇心を持って生まれてきています。その好奇心に応えてあげることで、また新たな好奇心が生まれてくるのです。赤ちゃんはあれも知りたい、これも知りたいと無限の向上心を持っています。

 

 

赤ちゃんは自分の好奇心を満足させるためには驚くほどの集中力を見せてくれます。

 

 

あなたもご経験があるのではないでしょうか?一生懸命遊んでいた赤ちゃんが気がつくとそのままの格好でバタンと寝ていた。

 

 

あるいは、もっと食べたいけど眠気が襲ってきている。でも、食べたいと眠気と戦いながら食べ物を手に持ったまま、いつの間にか睡魔に負けてしまっている…。

 

 

それほどまでに強い好奇心や向上心を持って、毎日、真面目に学んでいる赤ちゃん。その好奇心や向上心を満足させてあげられるのは親であるあなたなのです。

 

 

当協会の基本的な考え方を一言で言えば「子供の教育」ではなく「親の教育」なのです。赤ちゃんの溢れ出る好奇心や向上心をいかに満足させてあげるかをエビデンスに基づいて協会のテキストやコンサルで伝えているのです。

 

 

4ヶ月前に、当協会の発行する「IQ141」シリーズを全部ご購入頂いたママから、今日の未明に、こんなメールを頂きました。

 

 

 

こんばんは、夜分遅くに申し訳ありません。親戚の叔母に、柴田さんのテキストの話をしました。すると、今から色々教え過ぎると、頭デッカチになり、子供らしくなくなるのでは‥と言われました。

 

 

 

子供が「頭でっかち」になるといけないのでしょうか?

 

 

人間は、大きな脳を持って生まれてきています。動物は生まれたときから歩くことが出来ますが、人間が歩けるようになるには生まれてから一年以上も掛かります。

 

 

それは脳が大きいので身体が十分に発達してからだと生むことが出来ないからなのです。

 

 

その恵まれた「頭でっかち」の脳を十分に活用できるようにすることが望ましいのではないでしょうか?これは当協会の様々なコンテンツの基本中の基本ですので、今日は復習を兼ねてお話しさせて頂きます。

 

 

このメールに出てくる親戚のおばさんの言うことは、ほとんどの親が考えていることです。

 

  • 子供の時にはのびのびと育てよう。
  • なんでもやりたいことをやらせよう。
  • 勉強は、学校に入ってからで十分だ。

 

では、本当に学校に入ってからで間に合うのでしょうか?現実は…

 

  • 宿題はやったの!
  • どうして、こんなことくらいわからないの!
  • あんたは、本当にバカね!

 

 

そして、「もっと子供の時に勉強を教えておけば良かった」と、後悔する親がほとんどではないでしょうか?

 

 

では、何故、乳幼児期に「学習」が必要なのでしょうか?

 


それは、脳の発達を理解することでご納得頂けるのではないでしょうか?まずは、脳の構造についてお話しします。ちょっと専門的なお話しになります。

 

 

脳は、豆腐より少し固いくらいの柔らかさでその重さは、男性で1.3~1.5㎏、女性で1.2~1.3㎏といわれています。



 

では、脳はどのような構造をしているのでしょうか?

 

 

人間の脳は、おおまかにいうと、脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質の3層からできています。

 

 

脳幹は、生命維持装置とも呼ばれ、生存に必要な心臓、呼吸、体温調節などの機能を司っています。

 

 

大脳辺縁系は、古い脳とか感情の脳と呼ばれ、本能や感情の機能を司っています。

 

 

大脳新皮質は、新しい脳とか人間の脳とも呼ばれ、人間を特色づける知性の中枢です。ここは3歳頃から急速に発達していきます。

 

脳の重量は、出生時に約350gで成人の約25%ですが、生後急速に増加して3歳で約80%、6歳で約90%に達します。


 

大脳新皮質の約140億個の脳細胞の数は、出生後には増えません。では、なぜ脳の重量が増えていくのでしょうか?

 

 

それは、この脳細胞の働きを助ける神経細胞の増加と、脳細胞どうしの連絡網(神経回路)が密になるため重量が増加していくのです。

 

 

脳細胞の役割は、端的に言うと情報の受渡しです。脳細胞からでている軸索(じくさく)が、情報の連絡網の役割を担っています。

 

 

情報は、軸索のなかを電気信号で伝わり、隣接した細胞にはシナプスから神経伝達物質を分泌して情報を伝えていきます。


 

この軸索は、神経細胞が作る髄鞘(ずいしょう)という膜をかぶることによって、情報をより早く、より正確に伝えるようになります。

 

 

これを髄鞘化(ずいしょうか)といいます。この髄鞘化が、乳幼児期は盛んに行われているのです。

 

 

そして、どの部分がどのように発達していくかは、乳幼児期に、どのような有効な刺激が加わるかにより決まるのです。

 

 

いかがでしょうか?ご理解頂けましたでしょうか?脳が最も発達するのは、乳幼児期なのです。

 

 

その時期には、脳が発達するだけでなく、赤ちゃん自身も、情報を吸収したいという欲求を持っています。

 

 

この時期の、その欲求は、人生の中で最大級な欲求なのです。つまり、勉強したくて仕方のない時期なのです。


日本の就学年齢は6歳です。就学とは学校に入って教育を受けることです。

 

 

もう一度遡って読んで頂くとわかりますが、6歳の時点では、すでに脳の大きさは、大人の90%になってしまっています。脳の成長自体が、ほとんど終わっている時期になるのです。

 

 

そして、それまでの遊びを主体とした生活が一変し、じっと椅子に座って先生の言うことを聞かなければならなくなるのです。しかも、興味のわかない「学習」が一日続くのです。

 

 

また、それまでは手や口など五感を使って学んでいた学習方法が、頭だけで学ばせようとするのです。

 

 

これでは好奇心を満足させることは出来ません。その結果、多くの子供が勉強嫌いになるという無残な結果に終わっているのです。

 

 

小学校に入るまでの乳幼児期に、赤ちゃんが要求する「的確な情報」を脳の発達や体の成長に応じた「最適な時期」に与えることによって、赤ちゃんの脳や身体は効果的に大きく成長していくのです。

 

 

当協会では、この「的確な情報」と「最適な時期」というのが、望ましい発達には欠かせないものであると考えています。

 

 

そして、その「的確な情報」を「最適な時期」に与える方法を、当協会のテキストにまとめています。

 

 

その成果として、素晴らしい発達を遂げている赤ちゃんを、このブログで、たびたび取り上げています。

 

 

もし、あなたがが、「普通」の子育てをお望みでしたら、当協会のテキストは必要ありません。多くのママがやっているであろう、某テレビの教育番組?と呼ばれるものを見続けて下さい。

 


 

テレビを子守り代わりに使えば、幼児期の子育ては、本当に楽です。テレビを見させている間に家事がはかどります。手がかかりません。

 

 

でも、小学校に入ってから楽をしたいのであれば、当協会のテキストを実践して下さい。間違いなく自慢の子供に育ちます。担任の先生も驚くような頭の良い子に育ちます。

 

 

冒頭に出てきたおばさんも、きっと驚いて、自分の言葉を反省することになるでしょう。あのおばさんだけでなく多くの親が「あの時やっていればなぁ…」と後悔することになるのです。

 

 

ご相談頂いたママからは、その後こんなメールを頂きました。

 

 

…前略…

 

あー、息子のこういう姿を見ていると、柴田さんのブログや顧問契約を始めて、本当に良かったです。ありがとうございました。

 

また、ご相談に乗って下さい。宜しくお願いいたします。

 

 

子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。

 

 

せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 

 


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