モーリシャスを出てから速力は9ノット程度しか出しておらず、若干時間調整をしているように見受けられますが、周囲は360度インド洋です。島影も船もなんにも見えませんが、この光景ももはや見慣れた光景です。ただ、よく見ていると跳びはねるイルカや-投棄されたと思われるビールケースの上に止まる海鳥、そして虹と、今日は色々と発見がありました。

跳びはねるイルカ

こんなものに海鳥が

きれいなアーチの虹
さて、明日、今回のクルーズの最遠地であるマダガスカルのトゥアマシナに入港となります。日程的には折り返し点を過ぎていますが、地理的な折り返し点はここということになります。
このブログの副題が「魅惑のマダガスカル編」となっているように、個人的には今回の寄港地ではマダガスカルに一番興味を引かれました。モーリシャスメインのクルーズであればモーリシャスで引き返す選択もあったでしょうし、めったに行けそうにない国に行くならばコモロやセイシェル寄港という選択肢もあったでしょう。そんな中、なぜマダガスカルにまで行くのかと言う疑問は解けてはいません。他の寄港地と同じように、飛行機でアクセスすればそれほど難易度の高い国ではないと思いますが、インド洋に浮かぶ巨大な孤島、そしてかつては南極大陸やインドと同一の大地だったとなれば、やはり旅行者の興味をそそります。もちろん、今回の訪問はたった2泊3日であり、その魅力を十分堪能するには至らないことはわかっています。不完全燃焼感は承知の上で、今回ははるか遠くこんなところまで「船で」たどり着くことに意味があると言う思いから、このような副題を付けています。
今回の寄港地は首都のアンタナナリボの外港のトゥアマシナ(タマタヴ)です。マダガスカル第2の都市ですが、正直情報が少なく、どんな街なのか想像もできません。とは言え、97番目の訪問国になります。トゥアマシナへの進入航路の説明も聴き、やはりモルジブやモーリシャスの時と同様に、未踏の国への期待は膨らみます。
船上ではいつものウォーキング、グランドバス、アフタヌーンティーとほぼルーチン化されたスタイルで過ごしましたが、夕日はもしかするとあのグリーンフラッシュ?と言う光景が見られました。

アフタヌーンティー

インド洋の夕日

これが噂のグリーンフラッシュ?