【Day25】2023.1.8日 モーリシャス最終日 | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

ポートルイス4日目。クルーズの寄港としては異例とも思える長さのポートルイス停泊も最終日です。クルーズ自体も今日から後半戦になります。

 

今日はにっぽん丸のツアーで、モーリシャス南部のマエブールと言う街へ。観光要素のない、施設訪問のツアーとなります。マエブールと言う街は、漁業を主産業とした貧困地区とされており、重油流出で一番被害を受けたであろう街でもあります。一見するとお詫び行脚的なツアーにも思えますが、この不幸な事故をきっかけとした支援の輪が広がっているケースとも言えそうです。

 

3歳児メインのプレスクール、小学校、そして障害者施設の3カ所を回りました。プレスクールではややグダグダ感のあるお遊戯を見せていただきました。まあ、3歳なので仕方ないでしょうね。お菓子のプレゼントで喜んでもらえたようです。

 

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将来はキャプテン?

 

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単語のお勉強 まずはクレオール語を習い、その後フランス語、英語を習うそうです(つまりトリリンガル!)

 

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歯磨きもちゃんとしましょう!

 

続いて小学校へ。児童の皆さんは魚の衣装でお出迎えです。校長先生は優しそうな方で、支援に対する感謝を述べられていました。こちらでもお遊戯が披露されました。

 

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魚の衣装でお出迎え

 

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校長先生のご挨拶

 

最後は障害者施設へ。保護者の方らしき方も大勢参加していらっしゃった様子。手話の国家斉唱や、三遊亭圓丸さんのマジックショー?で盛り上がりました。会の終わりには地元のスナックのおもてなしがありました。不幸な事故がきっかけではありましたが、こうして交流や支援の輪が広がっていくのはいいですね。

 

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三遊亭圓丸さんのマジックショー?

 

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障害者施設でいただいたスナック

 

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マエブールの川でカヌーをする人たち きれいな海が戻りますように

 

船に戻って昼食を取り、船内でビールを飲んでゆっくりしていると出港時間に。ある意味商船三井グループが全力で取り組んだとも言えるクルーズのメインイベントが終わろうとしています。そして17時、次の目的地のトゥアマシナへ向けて出航。商船三井の皆さんのお見送りを受け、ポートルイスを離れます。

 

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さようならポートルイス さようならモーリシャス

 

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タグボートのお兄さんも手を振ってくれました

 

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そしてタグボートともお別れ

 

ポートルイス出航後は、次のトゥアマシナまでの時間に余裕があるとのことで、名残を惜しむかのようにしばらくモーリシャスの見える辺りを航行するとのこと。一昨日訪れた世界遺産のルモーン山もよく見えました。

 

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世界遺産ルモーン山

 

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モーリシャス沖の夕焼け