【Day19】2023.1.2月 アカデミックな?お正月 | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

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気まぐれ画伯作:お雑煮

 

船上の新年2日目。昨日よりは若干揺れが大きい感じはしますが、基本的には穏やかな海です。朝食のお雑煮は昨日とは異なるテイストで、こんなところにも細かい配慮が見られます。朝食時の定時アナウンスでは、「漁船がちらほら見られると言うことは、魚が多いと言うこと。魚が多いと言うことは、イルカが居るかも(イルカも?)しれません。」と言う素なのかシャレなのかわからないコメントがありました。

 

船はインド洋を南西方向に航行。地図上では近くにイギリス領インド洋地域のDanger Islandと言う危険そうな名前の島が見えますが、ここまででも400km以上も離れているそうで、船上からはどっちを向いても何の陸地も見えません。まあ、南シナ海でも似たようなものでしたし、むしろ陸地が見える方がレアなので、今回のクルーズにおいては日常です。ちなみに、米軍基地があり、時々ニュースで聞くディエゴガルシア島もこの辺だったはずです。

 

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2日目のお雑煮

 

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近くにあるように思えますが、全然近くありません

 

朝食後しばらくすると、クジラ発見のアナウンスが。連日のクジラ発見で船内は若干ざわつきましたが、結構早いうちにいなくなってしまいました。今回も全体像は確認できず、船長からも「イルカだったかもしれません」とアナウンスが。自己アピール?に長けたイルカと違い、クジラはなかなか難しい感じです。

 

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背びれは見えますが…

 

また、モーリシャス入国書類が配布されました。入国カードには僕のハンドルネームにも使わせてもらっているドードーが。不思議の国のアリス、最近ではタヌキに借金して遊ぶ任天堂のゲーム(笑)で有名になった愛らしいキャラクターですが、モーリシャスのアイコンとして定着している様子です。

 

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モーリシャスの入国書類

 

昼食前には青山千春先生の3回目の講演、昼食後は小松亮太さんのバンドネオンの講演(曲の演奏ではなくタンゴとバンドネオンの歴史の第二回目講演です)を聴き、画伯がイラスト教室に行った後は、図書室でいろんな本を読んで、図書室近くに貼ってあった今回の航路の海図も興味深く見ました。こうしておよそ通常のお正月では過ごしたことのないアカデミックな?時間を過ごしました。もちろん、プロムナードウォーキングとグランドバス(+サウナ)もいつも通りです。

 

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マーレ付近の海図

 

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気まぐれ画伯作:うちわ

 

夕食では青山千春先生の隣席になったので、今日の講演後の質問をいくつかさせていただきました。また、夕食後には庄野真代さんの公演へ。飛んでイスタンブールで思い出しましたが、昨年イスタンブールへのチケット取ってたのを泣く泣くキャンセルしたんですよね。トルコはアンタルヤとパムッカレには行ったことがあるのですが、イスタンブールは空港で乗り換えだけでした。


本日夜のメインは庄野真代さん