【Day6】2022.12.20火 バシー海峡を抜けて | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

今日は終日航海日。目覚めると台東の沖を航行していました。台湾本島の東に浮かぶ緑島、蘭嶼島沖を進み、台湾南端の鵝鑾鼻沖へ。この辺りでは台湾の4G/5G電波を掴むことができました。緑島、蘭嶼島、鵝鑾鼻はいずれも学生時代に出かけたことがあり、当時のことを思い出しました。この辺りを走る台鉄の南廻線では日本でいう旧型客車がまだ現役で、窓が全開になるだけではなくドアまで全開になるボロボロの普通列車に乗ったのが衝撃的。エアコンもなく、全開の窓からの生ぬるい風を受け進んだのを思い出します。2018年にはそれが廃止になるとのことで、懐かしみに乗りに行っています。台湾の駅弁で有名な池上もこの辺りになります。残念ながら鵝鑾鼻の辺りは霞んでいて、わずかに見えただけでした。

 

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蘭嶼島

 

南廻線の旧型客車(2018年)

 

台湾南端に達する頃も船の揺れはそれなりに続いており、船長からのアナウンスではこの揺れは22日ぐらいまでは続くとのこと。まあ、船なので揺れて当然なので、特別意識することもなくなってきています。デッキに出ると一羽だけカツオドリが帯同していました。

 

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天気はいいのですが結構揺れます

 

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帯同していたカツオドリ

 

船内ではシンガポール入国に際し、健康調査票が配られました。また、今晩就寝時にシンガポールの現地時間に変更するようにアナウンスされました。日本との時差は1時間で、シンガポールが1時間遅くなります。

 

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シンガポール到着は24日ですが

 

通信状況のいいときは仕事し、悪くなったらプロムナード10周ウォーキングしたり、アフタヌーンティーしたり。終日航海日のルーチンワークもこんな感じでいいかなぁ。夕方からは曇り空になり、若干揺れも大きくなった感じです。夕食はお箸で食べる洋食でしたが、相変わらず細かい工夫が多く感心しました。プリンがちゃんとした固めのプリンでこれも大満足。

 

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アフタヌーンティーはわらび餅とマドレーヌ


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夕食のデザートが昭和なプリンで大満足!

※食事はInstagramで主に公開しています https://www.instagram.com/dodocannotfly/

 

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時刻改正があります

 

龍馬さんの落語聴いて、小松亮太さんのアルゼンチンタンゴコンサートへ。正直小松さんのお名前も、バンドネオンという楽器も知らなかったのですが、あんな繊細な音の出る楽器だったんですね。アルゼンチンといえばブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)で丸ノ内線や東山線が走っていたのを思い出しますが、タンゴ発祥の地、ボカ地区にも出かけたことがあるので、なんか懐かしくなりました。このような出会い、新たな知見があるのもクルーズならではですね。

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見事なステージでした!