わにたつまきのお話 -32ページ目

わにたつまきのお話

南信州でボソボソと独り言をつぶやくおいちゃんです(・∀・)
釣り、サッカー、ラーメン、薪ストーブ、サブカル少々
まったり更新ですがよろしくお願いしますm(_ _)m


何人かの人に連絡して

実家に預けた娘の所へ…

娘は夜通し泣いていたらしい…

長男が帰ってきていた…

娘はひたすらYouTubeを見ている…

母がいない隙間を埋めているんだろう

YouTubeにも感謝する

長男は冷静でいてくれる

娘の面倒を良くみてくれている

僕も少し寝て、2時にもう一度病院に行かなければならない

でも

まず座ることができない…

思考はずーっとループしてるし

そのループにつられて僕もウロウロしている…

朝になっても変わらない…

食べ物は喉を通らない…

ひたすらコーヒーを飲む…

でも眠らないといけないから、布団に入るも、電話が気になって眠れない…

寝ている間に家内に何かないだろうか?

寝ている間に電話がなって出られなかったら?

なんせ思考がループして寝ても3分位で目覚める感じで…

かなり鬱であったと思われる…

眠れないから、ネット上のくも膜下出血の情報を集める

色んな情報が転がっているもんで…

良い情報も悪い情報もあって

その中でこんな情報があった

くも膜下出血は最初の出血で50%が命を落とす

30%は障害がのこる

20%は元の生活に戻る

これを見て思う

家内はたぶん50%をクリアしてる

残りの50%には生きる可能性しか残っていない

つまり

家内は生きるのだと思った…

それも自発呼吸が戻らなければなんともならないが、この時はこの楽観的な試算に心が救われた…

子供や両親にも一生懸命説明した

午後に自発呼吸が戻れば、なんか良くなるんじゃないかと思い始めていた。

なんか楽観的な話だが…

ここから病院に戻るまでは

僕は狼狽する

娘はゲームかYouTube

長男と両親が僕をなだめる

それの繰り返し

そして病院に戻る

もう集中治療室には入れないから、玄関のホールでICUのスタッフさんを待つ…

僕は心の傷もあり、この病院では自然と涙が出てきたりする

壮絶な顔をしている

そこに名札に若葉マークをつけた、若い女性の看護師さんが、降りてきた

天使のように降りてきたから、天使とでも呼ぶとする。

天使といくつかの前置きの話をしたが、あまり記憶がない

そして天使は言った

「家内さんは麻酔から覚めてます。」

「呼吸が戻りました」

とりあえずヨシ!!

その後衝撃的なことを告げられる…

「意識が戻っています」

……ん?

「家内さんは、倒れる前に貴重品全部入れてあったバックを気にしています」

んんん??

記憶もあるんですね??

「くも膜下出血の患者さんは、直前まで良く覚えています。」

僕

「良かったぁ!!」

ボロボロと泣いていると

天使が

「突然の事でビックリしちゃいますね」

とニッコリ

まさか奇跡が僕のこんなに近くにあるなんて…

この時

あの車の中のくも膜下出血から13時間…

そして

12/12

午後同じような時間

玄関のホールで

家内の荷物を持って待っていたら

天使がICUから降りてきた

いくつか業務的な話をした後

天使がこういった

「1番最初の大きな山は越えましたね」

またボロボロ泣いた

奇跡は成ったのだから

因みに

天使は長男と同じ中学校で同い年、長男の知り合いだ

長男の知り合いにメソメソしてる情けない姿をさらしてしまった…

更に

そこを車椅子を押して通りがかった女性は、僕の同級生だった

自分の友人にもメソメソを目撃された…

奇跡の代償だろうか??

まだまだ合併症の危険もある…

油断はできない

でも僕の心の大部分は希望に満ちている

そして難題もある

(良い人になる)問題だ…

友人に性根が腐っていると言われている僕が(良い人)になれるのか?

家内がくも膜下出血を乗り越えるより難しいかもしれない…

もう一つ

家内にお願いがある

病院から持ち帰って欲しいものがある

僕の今後の人生で非常に大事な物だ

本当に1つだけ

あなたの命を家に持って帰ってほしい

それは僕にとってとても美しい宝物なのだから(^_^)