深夜に物凄い風の音を轟かせながらみなみ北海道を通過した低気圧。
朝、外を見たらご覧のように雪景色でした。
海もうねりが入っているので養殖真昆布漁家さんも沖に出ず、みなさん雪かきです。
南からの風が吹き込んでの雪ですから湿っており、雪かきもひと苦労です。
でも山の景色は美しいんですよね。
重い雪かきを終えて、山の雪景色に和み、そして、家に入ってからここみなみ北海道の季節の風物詩で郷土料理である「ごっこ汁」を食べると寒さも和み、心も和みます。
この「ごっこ汁」は厳寒のこの時期に産卵のために浅瀬へと寄ってくる「ごっこ」という魚を刺し網漁で獲って作るのですが、しょうゆ仕立てで食べるのが基本ですが、みそ仕立てにする場合もあります。
もちろんベースの出汁は真昆布出汁です。
「ごっこ」って見た目はこんなグロテスクで、その身はほとんどがプリプリとしたゼラチン質なんです。
そして、「ごっこ汁」ではビーズ大のプチプチとした卵の食感もアクセントとなっていてこれが入っていないと残念な「ごっこ汁」になってしまいます。
さらに他の具材では「大根」「とうふ」「じゃがいも」「長ネギ」が定番で入るのですが、なによりも「わかめ」が大事です。
「わかめ」が入って仕上がるといった感じです。
使う「わかめ」はもちろん「北海道産カットわかめ」です。
この「わかめ」はホント、繊維がしっかりしており、多少煮込んでも溶けることなくしっかりとした食感を楽しめて、美味しいんです。
これはもう汁物には欠かせません。
是非、キッチンの棚に常備しておいてください。
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当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
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