2024年6月27日(木)くもり
今朝の新聞に載ってました。
空き缶や新聞、雑誌を陶で表現した作品で知られる美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、病気のため死去されました。91歳でした。葬儀は近親者で営まれました。

 

去年の2月に初めて三島さんの作品を見て、興味を持っていたんですが…。とっても残念です。

 

 
 

(岐阜新聞2024年6月27日より引用)

 空き缶や新聞紙を陶で表現した三島喜美代さん=2023年2月、土岐市内のアトリエ新聞紙や段ボール、空き缶といった身近なごみを精巧に再現した陶製の作品で知られる現代美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、病気のため死去した。91歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 1950年代に活動を開始。当初は新聞や雑誌をコラージュした油彩画など平面作品を制作していたが、70年代に入ると、新聞記事や空き缶の図柄などをシルクスクリーンで転写し、リアルに再現した陶製の立体作品を手がけ、注目を集めた。88年ごろ土岐市内にアトリエを構え、大型作品制作の拠点とした。

 作品は岐阜県現代陶芸美術館など国内外の美術館に収蔵。大量消費社会や情報化社会に厳しい視線を向けつつも遊び心にあふれた作風で、香川県の直島や東京都品川区の天王洲アイルの屋外にも巨大な作品が設置され、親しまれている。

 80歳を超えてからさらに評価が高まり、文化庁長官表彰や毎日芸術賞、日本陶磁協会賞、円空賞などを受賞。好奇心を原動力に晩年まで創作を続けた。昨年の岐阜県現代陶芸美術館や、7月7日まで東京・練馬区立美術館で開催中の個展など、近年、展覧会が相次いでいた。

 

◆若い作家に刺激

県現代陶芸美術館の花井素子学芸員 昨年の個展の前は何度も下見に訪れ、新作を含めて空間をどう使い展示するかを入念に計画していた。打ち合わせでは常に笑いがあり「なんぼでも作れます」と話す姿が印象に残っている。美濃陶芸の伝統とは異なるアプローチで陶を用い、若い作家に刺激を与えるとともに、美濃の懐の深さを示す存在でもあった。生涯にわたり表現を続け、作品は見る人にもエネルギーをもたらした。


心よりご冥福をお祈りいたします。