2023年12月22日(金) 晴れくもり

10時少し過ぎに到着。

日本でのライトの回顧展は四半世紀ぶりで、ライトが手がけた帝国ホテル二代目本館の竣工100周年という記念すべき年に開催されます!

 

 

すぐ隣には、建設中の豊田市博物館。2024年4月26日(金)にオープン予定。

建築設計を担当するのはポンピドゥー・センター・メスや大分県立美術館で知られる坂茂

 

フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築

■会期:2023年10月21日(土)〜12月24日(日)
■時間:10:00~17:30(入館17:00まで)
■会場:豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8-5-1)
■主催: 豊田市美術館、フランク・ロイド・ライト財団
■観覧料: 1,400円
会期中、一部展示替えを行います。前期11月19日[日]まで/後期11月21日[火]から

 

(ネットより引用)

 アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。「落水荘」や「グッゲン ハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一 部移築保存)」や「自由学園明日館」を手がけ、熱烈な浮世絵愛好家の顔も持つ、日本と 深い縁で結ばれた建築家です。
 帝国ホテルが落成したのは、いまからちょうど100年前の1923年、関東大震災の発生 当日にあたります。災禍を生き延びたことで、ライトに大きな名声をもたらしたこの帝国ホ テルは、広大な敷地に客室のほか劇場や舞踏会室などさまざまな施設を備えた、それ自 体が都市であるかのような壮大なプロジェクトでした。そこには、ライトが過去に出会っ た多様な文化からの応用が認められ、またこのときの試みは、以後のライトの建築のなか で豊かな展開をみせることになります。周囲の景観との有機的なつながり。ミクロとマク ロ、部分と全体のダイナミックな呼応。自然と結びついた高層建築の構想。帝国ホテルと はまさに、彼にとって結節点に立つ建物だったことがわかります。


 

 2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料が ニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、建築 はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライト の広範な視野と知性を明るみにする調査研究が続けられてきました。本展ではこうした 近年の研究成果をふまえ、財団およびエイヴリー建築美術図書館の全面的な協力のも と、帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿 を明らかにします。 世界を横断して活躍したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題と共鳴 し、来るべき未来への提言となるはずです。

 

当日券を買って入場。

オンラインチケットの方が200円安かった。ニヤリ 

写真撮影OKの作品がいくつかありましたので、気になった作品を以下に載せます。

 

《リトル第二邸「北の家」窓ガラス》(1912、豊田市美術館蔵)

 

《クーンリー・プレイハウス幼稚園の窓ガラス》(1912、豊田市美術館蔵)

 

「ユーソニアン住宅」の原寸モデル

実際にドアを潜ったり椅子に腰掛けたりと、空間を体験できるのが楽しいです。

 

《ラーキン・ビルの椅子付き事務机》1904年頃 豊田市美術館蔵

 

巡回情報
2024年1月11日(木)〜3月10日(日)パナソニック汐留美術館 
2024年3月20日(水・祝)〜5月12日(日)青森県立美術館