2023年11月15日(水)
来年度大河ドラマとして紫式部を主人公とする『光る君へ』が放映されますので、平安時代について興味が出てきました。
で、YouTubeライブを視聴。![]()
講師の倉本一宏氏は、『光る君へ』時代考証担当!
(ネットより引用)
第6回「日文研×読売Bizフォーラム東京」のテーマは「紫式部と平安時代」です。
「源氏物語」の作者・紫式部は、一条天皇の中宮藤原彰子の女房として宮中で働いていました。「賢人右府」と呼ばれ、政治の舞台で活躍した藤原実資がつづった日記「小右記」には、道長・一条天皇らと共に紫式部との関わりも描かれています。藤原道長が権勢を誇った摂関政治の最盛期、紫式部は宮中でどのような活躍をしたのでしょうか。また約400年間続いた平安時代とは、どのような時代だったのでしょうか。
講師は日本古代史、古記録学を専門とし、現代語訳『小右記』(全16巻)の編者でもある国際日本文化研究センター教授の倉本一宏氏。講演後には、2021年に『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞した小説家の澤田瞳子氏と対談を行います。
タイトル:日文研×読売Bizフォーラム東京
紫式部と平安時代-その第三の人生
講 師:倉本一宏氏(国際日本文化研究センター 教授)
:澤田瞳子氏(小説家)
司 会:井深太路(読売調査研究機構 専務理事)
開催日時:2023年11月15日(水)19時~20時30分
開催方法:オンライン配信(YouTubeライブ)
内 容:(1)倉本一宏氏による講演
(2)倉本一宏氏と澤田瞳子氏による対談
(3)Q&A
受講料 : 無料
定 員:1,300名(定員に達し次第締め切ります)
主 催:国際日本文化研究センター(日文研)、(一社)読売調査研究機構
後 援:読売新聞社
講演メモ
・倉本一宏氏
紫式部は、『源氏物語』また『紫式部日記』の作者として、さらに中宮(後に皇太后・太皇太后・上東門院)藤原彰子の女房として知られている。
藤原実資が記録した『小右記』という古記録のなかに、彰子と実資を取り次いだ女房として登場する。しかも実資は、「前々からこの女を介して(彰子に)啓上させていた」と記しています。
紫式部の人生
・妻(妾)として、母として ―『紫式部集』から
・『源氏物語』『紫式部日記』作者として ―『紫式部日記』から
・彰子の取り次ぎ女房として ー『小右記』から
国際日本文化センター:摂関期古記録データベースが無料で公開されている。ここからも検索可能。
いまから平安時代を学ぶには便利なツール。
・澤田瞳子氏
ある特定の時代を扱う際に注意していること、使う史料などについて触れながら、歴史を創作から捉えるとは何かについて。
時代小説の一般的な影響力が恐ろしい。面白ければいいと割り切れない、抑えるべき事実をおさえないといけない。
歴史学と歴史小説を軸足は同じ部分もある。
平安貴族の社会 ⇒官僚、実力主義
武士は貴族から生まれた(貴族が武士を育てた、手を汚す役割)
武士も政権をとると貴族化する。家康も頼朝もそうだった。
平安時代と歴史・時代小説
そもそも平安時代(古代)とは?
・古代、中世、近世、近代のうち、もっとも古い時代(=史料が少ない)
・十二単、平安京、貴族、仏像、…etc、⇒一般的なイメージは一面的
平安時代を物語にする、とは
⇒既存の歴史イメージをどう扱うかの問題
・794~1192頃までと非常に長い「平安」の時代
・固定化された「平安貴族」イメージ(⇔固定化された武士のイメージ)
・歌、詩歌、管絃等の「文化」イメージ
・平安時代の「女性」イメージ
既存の歴史観に乗っかる小説を書くことは簡単(むしろその方が受け入れやすい)
しかし、それでいいのか?
歴史小説のできること、なすべきことは?
そもそも歴史とは?
「人間社会が経てきた変遷・発展の経過。またその記録」(デジタル大辞泉より)
記録(資料・史料)が残らなければ、歴史も認識されない。
「知る」ことは歴史に触れる最初のあゆみ
⇒歴史小説は過去への興味・関心のきっかけとなり得る
2023年11月21日発売の『 月ぞ流るる』の紹介
紫式部が生きた平安中期を描く、豪華絢爛宮中絵巻。澤田ファンとして、これは読まねば!![]()
『源氏物語』は皇位継承と宮廷政治の物語ですが、世の中の縮図ともいえます。人生、社会を表しているのですね。
それにしても、平安時代を受け入れやすい時代になり、もっと広がっているくといいです。![]()






