自社商品の提供する価値を常に意識して仕事に取り組む | 心意気から始める経営改革のススメ

心意気から始める経営改革のススメ

感情と紐づき、その人を突き動かす原動力である「心意気」を言葉にし、売上アップや人材育成に活かす「心意気経営」。「孤立無援」の状況を個性が立って応援される「個立応援」に変えることで、一人ひとりが自然体で成長し、真価を発揮する世界を目指します。

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

先日、部品の製造・加工をやっている会社の人に、「この部品はどのような製品に使われているですか?」と聞いたところ、 「分かりません」という答えが返ってきました。


特殊な技術が必要なものや、形を見れば一目で想像がつくような場合は別として、下請け企業の場合、発注先の指示や依頼に基づいて製造すします。

 

このため、仕事を引受ける際に確認しなければ、自社で作ったものがどの製品のどのような箇所に使われているのかを知らない場合もあります。

私が質問した会社も発注元自体が下請け企業が多いので、社員の人も自社で製造・加工した部品がどこに使われているかについて関心が薄かったのかもしれません。


しかし、会社の売上高の増減を分析したり、予想したりする上で、例え一つ一つは小さな部品であっても、自社で作ったものの使用用途を知ることは大きなポイントの一つです。

自動車の販売台数が減少すれば、自動車部品メーカーが減収になるのと同じように、業界や業種の浮き沈みはやがて小さな部品メーカーや部品加工業者にもその影響が及んできます。


言われたものを何も考えずにただひたすら作ることと、作ったものがあの製品のあそこで利用されているだと自覚しながら作ることには、大きな違いがあります。


同じ機械を使って表面的には同じ製品ができたように見えたとしても、汎用性があるのは後者の場合です。


昨今のように発注量・受注残高が大きく変動する中、各社とも生き残りをかけて新しい販路の開拓に努力しています。

しかし、日頃からの工夫と考察の蓄積がないと、自社商品の新しい使い道をいきなり見つけるのはとても難しいのが現実です。

自社商品が最終的に提供する価値はどこにあるのかをしっかり見極めて仕事に取り組みましょう。

 

 

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