薬に含まれる添加物をどう考える? | 人生を豊かにする本物の医療を目指して。 Dr.SHUTOのブログ 「Wellness&Happiness」

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心と体に優しい医療により、縁ある方々が悔いのない健康で幸せな人生を送るきっかけになりますように。

薬にはたくさんの添加物(食品添加物)が入っています。

例えば、

乳児に頻繁に処方されている鉄剤「インクレミンシロップ」の成分は以下のとおりです。


<インクレミンシロップ5%>

(成分・含量)

1mL中溶性ピロリン酸第二鉄50mg(鉄として6mg)

(添加物)
ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、D-ソルビトール、香料、バニリン、エタノール、黄色5号、塩酸、水酸化ナトリウム



※インクレミンシロップの成分はコチラから引用しました。

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「インクレミンシロップ5%」とありますが、

この「5%」の意味は、

「このシロップ1mlの中に、有効成分が50mg入っています」

という意味です。

つまり、残りの95%は、賦形剤や添加物です。

ソルビン酸や安息香酸ナトリウムは「合成保存料」ですし、

なぜだか「黄色5号」という合成着色料も入っています。


1歳未満の乳児に飲ませる薬にこんなものを入れてもよいのでしょうか?

食生活に気を付けていたとしても効率よく化学物質を摂取できるため、

私は薬のことを「高濃度食品添加物」と呼んでいます。


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ほとんどの薬は、有効成分の〇%という成分以外は、

添加物や賦形剤でできています。


これですと、

食品添加物や農薬などの化学物質を避けたいと一生懸命食事に気を付けたとしても、

薬を飲むだけで複数の化学物質を摂取してしまうことになりますし、

薬の種類が1種類、2種類、3種類と増えるごとに、どんどん添加物の摂取量は増えます。


食品添加物のリスクは、単独では安全性が認められているものとのことですが、

それが食品ではなく薬剤中の添加物として大量に摂取することになってしまったり、

他の添加物との複合的な作用に関しては、

わかっていないことの方が多いのではないでしょうか。


ちなみに、合成保存料などは、食品中の菌の増殖を防ぐものですから、

それを大量に食べることにより、腸内細菌のバランスがおかしくなるであろうことは、想像できます。

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薬を使用することに関しては、仕方がない場合もあるし、

薬が必要な場合もあります。

ですが、やみくもに薬を使用するのは避けた方がよいし、

薬を使わなくてよいように、

生活習慣や食生活などを整え、

病気になりにくい体を作るための予防に焦点を当てた方が、

色んな意味でよいと思います。







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