生理があれば排卵してるの?! | アンチエイジングlover Dr.ゆうこりんブログ

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生理(月経)があれば、排卵している訳ではありません。

排卵がなされていない時もあります。

これは、閉経前の女性だけでなく若い方でも肉体的に激しいトレーニングを行うアスリートには起こりうります。

 

先進国に多いようですが、栄養・ストレス・運動のし過ぎは無排卵月経の原因になります。

排卵しないと黄体ホルモン(プロゲステロン)が作れない。

いわゆる、エストロゲンにさらされている状態が続くわけです。

 

 

では、無排卵月経がもたらす問題点にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

・エストロゲン優勢症状が続きPMS(月経前症候群)に悩まされる

・プロゲステロンは骨を造るのに関与しているので骨粗鬆症が進む

・ストレスに打ち勝てない

 

このストレス問題は、副腎疲労?と思いきや、年代によってはプロゲステロン問題も関係しています。

無排卵でプロゲステロンが生産されないとストレスに対処するために作られる副腎ホルモンの生産に悪影響が出ます。

 

ストレスに対処できない事がダメージとなって、さらに次の排卵月経を生じさせる要因となります。

閉経前の患者様の中には、「エストロゲンだけ補充してくれればいいのよ!」っとおっしゃる方も多いですが、プロゲステロン欠乏を理解して頂かないとエストロゲン優勢症状は回復しません。

 

エストロゲンとプロゲステロンをバランスよく補充することが更年期前後のナチュラルホルモン補充治療にはとても重要です!

どうぞご理解下さいませニコニコニコニコニコニコ