今週はなぜかかすごい勢いで酒さの患者様の予約が殺到。
来週以降まで予約は取りきれず、来月のご案内になっています。
そして重症なアトピー患者様も増えました。
この時期はまだまだ蒸し暑いので汗で皮膚が痒くなり、黄色い滲出液が出る方も。
アトピー性皮膚炎は黄色ブドウ球菌との戦いとも言われる位いかなり厳密に細菌叢対策をしなければいけません。
そして、いきなり脱ステロイドをしてボロボロになった状態で来られる方もいらっしゃいます。
ステロイドは悪の薬ではありません。
容量用法を守って徐々にやめる事がポイントです。
何故ならば長期のステロイド使用によって自身のステロイド成分(コルチゾール)が出なくなってしまいます。
そして副腎のホルモンはコルチゾールだけではなく、DHEA!!両者ともにストレスを守ってくれるホルモンに当たります。
ではどうしたら良いのでしょうか??当院の治療であればステロイドを少しずつ減量をしていきます。
そして減量しつつ不足しているDHEAを補充します。
オムニキュアジェルのクルクミンを塗る事によって炎症をおさえ傷を綺麗に再生していきます。
脱ステロイドが成功するかはこのスイッチをいかに上手にするかにかかってきます。
そしてもう一つのポイントは良い肌環境を作るということです。
半年かけてゆっくり治療していきますが、良い肌細菌叢を作ることでリバウンドしない通常の皮膚状態を維持します。
ご自身の副腎状態と相談しながら、上手に脱ステロイドをしていきましょう!