認知症に罹患した時にすべき事 | アンチエイジングlover Dr.ゆうこりんブログ

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ご家族の方の健康相談で多い内容

 

・認知症気味で内服(進行を遅くする)をしているけれどその他に何かできることはありませんか?

・軽い脳梗塞になってしまってこれから何をすればいいですか?

 

上記のお悩みはOQLも低下するし、介護をするご家族の方にも関わる深刻な問題です。

 

今日は、認知症対策のお話しから。

 

よく、歳相応にボケてくると言いますが、実は認知症の原因は様々です。

 

7割を占めるアルツハイマー型

2割を占める脳血管性 

その他はレビー小体型など少し特殊なもの

 

 

 

 

改善する薬はまだまだ一般化するには先の話で、進行を遅らせるのがやっとと言うところでしょうか。

 

では、その先に出来る事として提案するなら

 

・リハビリ

・サプリメント、ナチュラルホルモン補充治療

・エクソソーム

 

特に内服サプリメントに関しては国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長である阿部康二先生も以下の様に提唱されていました。

 

日本抗加齢医学会総会にて

“認知症を防ぐためには50歳を超えたらサプリメントを飲むべき”

栄養素の失調が細胞機能を維持するうえで欠かせないことが着目されるようになり、大学病院の教授もその重要性を語るようになりました。

 

今回の紅麹サプリ事件のように、サプリメントが敬遠されてきた理由の一つは、飲むことによってかえって健康を害するかもという論調があると思います。

たとえば血管に良いとされているDHA/EPAのサプリメントの原料が深海魚の肝臓だった場合は、高濃度の有害金属・石油製品の汚染の可能性が高いことも示唆されています。
同様に胎盤であるプラセンタも、どのような環境で作られているのか分からない場合は要注意と言えます。

 

どういうことかというとサプリメントは食品なので、ビタミンC2000mg配合となっていても原料の段階でビタミンCが2000mg含まれていればよく、医薬品のように最終製品に含まれる成分量に対する責任がありません。

そのため精製の段階で成分が消えてしまっていることもあり、最終製品には雀の涙ほどの量しか入っていないというのが、国内で流通しているサプリメントの実情です。

 

それだけではなく、以下の様に医薬品のサプリメントであったとしても、光学異性体、添加物、賦形剤などの問題があります。また医薬品であっても先発品メーカーのビタミン剤は市販後調査がなされていますが、ジェネリックメーカーのそれは市販後調査がなされていないこともあります。

 

医薬品であってもそういうリスクがあるわけなので、品質の悪いサプリメントでは有効成分はほんの少ししか含まれておらず、添加物(粉を固めるための賦形剤)が99%を超えることも良くあります。賦形剤は乳糖が含まれていることから腸内環境を乱したり、その他の成分によって肝臓に負担をかけたりすることも少なくありません。

 

少なくとも、GMP基準を通過していたり医療機関で扱うようものでありたいですね。