春は健診シーズンですね。
色々なご相談をお受けしますが、50歳を境に気になるのはやはり癌。
・癌検診ってどこまですればいいのですか?
・ペットCTだけでいいですか?
・全身MRIだけでいいですか?
・腫瘍マーカーは問題無かったけど大丈夫ですか?
・膵臓癌はどうやったらわかるのですか?
毎年定期検診をしていても、ある時突然癌が発覚する…ということは、やはりその1年間で目で見えるサイズの癌に成長していると言う事ですね。
(流石に癌細胞が目に見えるような大きさになるにはある程度の時間がかかります。)
当院では超初期の時点で発見、未然に防ぐというような治療をしております。
例えば最近多い、大腸癌。
女性の死亡率第1位は大腸癌です。(乳がんではありません。)
重要な事は、癌にならないような対策。
大腸癌はどのように対策したらいいのでしょうか?
まずはお食事が重要な項目になります。
・飲酒量を減らす (赤ワインは癌を増やさない可能性があります。)
・菜食主義 (野菜、全粒穀物、果物、豆などの加工していない食品になります。また乳がんのリスクを62%減らすと言う報告もあります。)
・標準体重を維持する。
・毎日のエクササイズ
・糖質を減らす(インスリンを分泌させないようにする。)
お肉は敵だと思われますが、癌細胞がアクティブな時は肉食は控えるべきと言われています。
•焼いた肉、燻製した肉、加工肉(ソーセージ・ハム)は特に避ける
•鶏肉、牛肉は特に要注意
肉を高温で調理して食べると癌を増殖させる特殊な物質(複素環アミン)が生じると言われています。
続く。。。。