ナチュラルホルモン補充外来をしていると、様々なお悩みの方がお越しになります。
女性は40代~60歳くらいの方が多かったのですが、65歳前後の方が急に増えました。
男性の方は、40歳以上からでしょうか。
更に、自己免疫性疾患(シェーグレンやSLEなど)の方、年齢は50歳前後の方が多い印象です。
この、50歳前後というのがポイントで40歳後半から女性ホルモンだけでなくDHEA(男性ホルモンの前駆体)も急激に減少してきます。
DHEAと言えば、副腎疲労でおなじみのホルモンですね。
主に、ストレスに打ち勝つホルモンとして副腎からDHEAとコルチゾールが分泌されています。
このDHEAは年齢と共に減少するので「ホルモン年齢を示すマザーズホルモン」とも言われています。
実は、女性も閉経を迎えると女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が0になります。
その時に、DHEAの値が高い方の方が、若々しくスタミナもあり元気でいられます。
DHEAはテストステロン(男性ホルモン)に変ります。
女性でもテストステロンの値がある程度保たれることが必要です。
例えば、筋肉の維持・皮脂分泌の維持(乾燥を防ぐ)・認知症予防などまさに若かりしときの状態が保てるわけです!
自己免疫疾患のため長期にステロイドを内服している方や、睡眠薬を内服している方はDHEAが低下している場合があります
酒さの方でも、妙にDHEAの値が低下している方も多いです。
ここ最近は女性でもバリバリ仕事をされる方も多いですよね~是非、テストステロンの値をチエックしてみては如何でしょうか?
詳しくは当院の大友先生の著書を熟読してくださいね
10年以上前の開業当時に出版した本ですが、初心者の方でも理解しやすく書いてあります。