こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪

今回は、ホルモン療法シリーズの
最後のステップになりました。

「女性ホルモンは小さい」について、ご説明します。

女性ホルモンであるプロゲステロンもエストロゲンも、
大きさは(分子量)小さいものです。

何に比べて小さいかといいますと、
だ液腺の穴より小さいという事です。

血液中にある女性ホルモンは、活性型なら小さいので
だ液腺の穴をすんなり通ってだ液のなかにでてきます。

一方、血液中でタンパク質に結合してる不活性型の
女性ホルモンは、タンパク質が大きくてだ液腺の穴
を通る事ができません。
なので、タンパク質に結合されている女性ホルモンは、
だ液の中にはいることができません。

このことが、だ液検査をすると、
活性型のみを計れる事になるわけです。

そして、もう一つあります。
女性ホルモンをとるときは、皮膚に塗るのが
ベストとお伝えしました。

皮膚は、面白い性質があります。
皮膚は、意外に感じるかもしれませんが、
水に溶けるようなもの(水溶性のもの)は、
あまり通しません。

油にとけるようなもの(油溶性のもの)は、
比較的通りやすいのです。
もちろん、大きなものはたとえ油溶性のものでも、
皮膚を通ることができません。

皮膚を通りやすいかどうかは、
油溶性で、かつ小さいものなのです。

女性ホルモンは、油溶性です。そして小さい。
この性質のため、皮膚に塗るのがベストなのです。

くどくどと言いましたが、あなたにもう一つの
ポイントを知って頂きたかったのです。

ホルモンは、女性ホルモン以外にも
たくさんあります。
例えば、アンチエイジングで一番人気のあるのは、
ヒト成長ホルモンです。
これは、水溶性で、かつタンパク質なの
で大きいのです。

ということは、人成長ホルモンは、
唾液検査では測定できませんし、
また、皮膚に塗っても中に入っていきません。

なので、ホルモンごとに
次の3つのポイントを知る必要があるという事です。

「検査法」
「投与法」
「入手法」
です。

あなたは、女性ホルモンに関して、
すでにこれら3つのポイントを
マスターしています。
このことから、他のホルモンについての
理解はとてもやさしく感じるのではないか
とおもいます。

以上です。

次回はデトックスについて、
最新の情報をお伝えしたいと思っています。
お楽しみに♪

最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。
こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪

ホルモン療法のシリーズは、
あと2回でひと区切りにします。

もちろん、この分野は、いまとても進歩しています。
これからも、あなたに、お伝えしたい最新情報は、
まだまだあります。

なので、この続きは、
次の機会に新しいシリーズとして、
お知らせしますね。


簡単に、いままでのまとめをしてみますね。

今回のシリーズでは、ホルモン療法について、
大切ないくつかの事を知って頂きました。

なかには、今までの常識とはずいぶんと違う
事があったかもしれません。

ひとつは、女性ホルモンの検査でした。
自分の体のホルモンが不足しているのかどうかを
正確に知りたい。そんなときは、従来行われていた
血液検査ではだめで、唾液検査でわかるということ。

そして、“本物”の女性ホルモンと、ニセモノの
女性ホルモンの区別でした。
処方されていたホルモンが、“本物”の
女性ホルモンと信じていたのに
実は女性ホルモン類似物質であったこと。

しかも
ニセモノ女性ホルモンが害をおよぼしている
40年間の悲惨な事例があるにもかかわらず、
今なお依然としてニセモノ女性ホルモンは
使われていることでした。

深刻なのは、この事について医療現場の専門医の
理解が混乱している場合があるという
ことでした。

そして最後は、“本物”のホルモンを手に入れる方法が
はっきり分かったことでした。
“本物”のホルモンを使うときは、飲むのでなく
体に塗るのがベストであることも知りました。

などなど、驚いた内容もあったかもしれません。

いずれにしても、もうあなたはニセモノと本物を
見分ける力を手に入れました.
そして、どうやってあなた自身のホルモン状態を
正確に知るか、どうやって“本物”のホルモンをとる
のかについて、もうあなたは十分知っています。

以上がまとめです。

最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。





こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪

今回は、“本物”のプロゲステロン・クリームが
肌から吸収される様子をご案内します。

こんな事を知ったからって、効果には関係ないの
ですが、吸収される様子を、あたかも目に浮かぶ
ようにイメージすることは、
とっても大切な事なのです。

とりあえず様子を見て行きましょう。

プロゲステロン・クリームをあなたの顔に塗りますね。
塗る時刻は、お風呂に入り、すべての用事をすませて、
寝るしばし前の、鏡の前です。

クリームをほんのわずか手のひらに取って、
両手でのばし、頬に優しくぬります。

すると、頬にぬられたプロゲステロンは、
皮膚の中に入っていきます。
プロゲステロンは脂に溶けやすいので、
皮膚の表面から入っていって、皮下の脂肪層に
入ります。

プロゲステロンは、ここでしばらくとどまります。
必要に応じて、脂肪の中に張り巡らされている
毛細管をゆっくり通って、血液の中に入っていきます。

大部分のプロゲステロンは、まわりにある脂肪成分
や赤血球にくっついて血液中をまわります。
そして目的の場所にくると、ホルモンとして働きます。

しかし、途中で、ある種のタンパク質
(性ホルモン結合グロブリンSHBGなど)と出くわすと、
プロゲステロンは身動きできないくらいに
ガンジガラメにされます。

そして、とらわれの身となったまま体全体に
進んでいきます。プロゲステロンの作用は封じら
れたまま、なんの働きもできません。
ホルモンとして不活性なものとなっているのです。

あなたの体の中に活性なプロゲステロンがどれくらい
あるかどうかは、唾液検査で調べられます。
唾液検査は、活性のあるプロゲステロンのみを
測定します。

一方、血液検査は、活性のあるプロゲステロンが
くっついている赤血球を全部除いて行いますので、
プロゲステロンは存在しないと判断してしまいます。
あたかも、吸収されていないかのように判断されます。

昔は、皮膚に塗ったプロゲステロンが、血液検査で
検出されないので、皮膚に塗るのは効果がないと
判断された時代がありました。
今から考えると、とんでもない話なのですが・・・。

いかがでしたか。
皮膚に塗ったプロゲステロンが吸収されて、
血液に入り、体全体に広がっていく様子が
イメージできたでしょうか。

なぜ、このような吸収の様子を知ることが
大切なのでしょうか。

一つは、皮膚からの吸収をイメージしていると、
実際のやり方までが納得づくで身につきますね。

たとえば、吸収の良い皮膚を選ぶようになります。
顔、首、腕、手のひらなどなど。
そして、脂肪層に一時的にとどまりますので、
毎日同じ場所に塗っても、先がつかえていますので
吸収が悪くなることもわかります。
なので、毎日違う場所に塗るようになるわけですよね。

二つ目は、女性ホルモンに関しては、血液検査は意味が
ないことがわかります。なので、あなたは、はっきりと
唾液検査をしてくださいと言えるようになります。

いかがですか。
吸収の様子をイメージすることって、役にたつでしょ。

あっ、もう一つ言い忘れていました。
そんなに重要な事では無いかもしれませんが、
ぜひ、あなたの頭の隅にでも置いて頂きたい事が
あります。

女性ホルモンは、「小さい」と言う事です。
次回、ご説明しますね.
お楽しみに。

最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。