知らなければ知らないで
小さい世界の中でそれなりに幸せでいられることもある
世界の広さを知ってしまったがゆえ
それに触れたいという衝動に覚醒め
手を伸ばしあがく苦悩を覚えることもある...
金曜の夜の段階で、週末の京都南部の天気予報に雨マークはなく、降水確率は20~30%
これなら土曜日はねぇねのニューマシンのリフトオフができそうだ

ハンドルをカットしてグリップも付け替えたし、錆びてたワイヤー類も一新したしね
ところが。。。
土曜の朝、外を見てみると既に路面は濡れており、
雨こそ降っていなかったけどいつ降ってもおかしくないようなどんより曇天
自分だけならともかく、ねぇねとニューバイクがいきなり濡れるのはちょっとなぁ。。。
ということで、リフトオフ計画は延期
午後からは本降りになったので
、ライドに出掛けず正解でした
結局、土曜日は熱帯魚の水槽掃除やねぇねマシンの調整などをして過ごしました。
その夜、日曜の天気予報をチェックしながら、
「明日も微妙だなぁ。。。雨降ってなかったら一人でどこか走りに行こうかな」
なんて考えていたら、ケータイにメールが
たかぽんさんからライドのお誘いでした
確定した予定もなかったので、渡りに舟と、雨降らなかったらOKって感じで返事
そして日曜日。
天気は曇りでしたが、路面はだいぶ乾いてます。
これだったら行ける
ということで朝食を済ませ、身支度をします。
待ち合わせは9時半に御幸橋。
ちょっと早いですが8時半ごろに家を出発

桂大橋からサイロを南下しますが、風は無風ときどき西風。
久しぶりのライドですが調子は悪くありません
ハンドルを換装して幅を詰めたのもいい感じです
つい調子に乗って37km/hくらいまで加速しながら走ります
羽束師橋を越えたあたりから風向きが変わったのか、ややキツめの向かい風に
最後は失速してしまいましたが、御幸橋には待ち合わせ時間よりちょっと早く到着しました。

公園の入口は工事中でいつものベンチは立入禁止状態
桜の花見の時期までにきれいにしておく計画なんでしょうね
時間までにはまだ30分以上あることだし、
体を冷やさないためにももう少し走っておきましょう
たかぽんさんがどのルートを走ってくるかはわかりませんが、
集合時間までに戻ってこれる範囲でとりあえず木津川サイロをたかぽんさんの迎撃に

流れ橋まで走り、ここでしばし待ちぶせ。
流れ橋は相変わらず流れっぱなしでした。。。
10分ほど休憩しましたが、たかぽんさんはやって来ません。
変態たかぽんさんのことだから、
くろんど池の激坂経由で淀川サイロから来るのかも!
裏をかかれたと焦って、御幸橋へ引き返します
西向きは向かい風がキツく、予想外にスピードダウン
待ち合わせ時間に待ち合うか心配でしたが、なんとか間に合いました
さいわい、たかぽんさんはまだ到着していないようです。
しばらく休憩していると、やがてたかポンさん登場
結局、たかぽんさんも木津川サイロからでしたが、同じく向かい風に苦戦されたようです
photo by たかぽんさん
ではでは、本日のライドに出発~
淀川サイロを南下します。
つかの間の自転車日和とあって、サイクリストもたくさんいます



しばらくサイロを走っていると、ゴルフ場付近で工事中のため、
いつものルートと違うルートへ迂回を強いられます
方向音痴を自負する私としてはかなり戸惑いつつ、土手上の道で南下を続けます。
関西医大付属枚方病院前まではなんとかたどり着きましたが、
ここから先はわかりません。
たかぽんさんのスマホに頼りながらさらに南下します

この先、サイロのあちこちが未明まで降っていた雨のため、えらいことになってました
道幅いっぱいまで広がった水たまり
「冠水」ってレベルのところも
なるべく水たまりを避けて低速で走りますが、自転車はびしょびしょ
冠水状態の場所では、一見乾いているように見える芝生のところを選んで走ってみるも、
水分をたっぷり吸い込んだ土で、さらにどエライ自体に
轍をつくりながら、タイヤを取られてあわやこけそうになるのをこらえつつ突破
容赦なく立ちふさがる車止めも越えなきゃならないし、
まるでシクロクロスさながらのライドでした
そんなこんなでペースダウンを余儀なくされつつ、ようやく淀川サイロを離脱。
豊里大橋からR479で吹田の市街地を走ります。
このあたりでぼちぼちお腹が空いてきましたが、目的地はもうすぐなので我慢がまん
関大前を過ぎ、千里山の目的地に到着~

『サイクルヨップ カンザキ』通称CSKです。
(『弱虫ペダル』に出てくるお店のモデルかどうかは不明です
)
この日はこちらでリドレーの試乗会があるということで、
たかぽんさんが参加ついでに私に声を掛けてくれたのでした

で、CSK千里山店といえば、CSKのKさんのアジトでもあります。
前日にたかぽんさんが襲撃予告を出していたこともあり、
試乗会の多忙の中、冷やかし野郎二人を手厚く迎えていただきました


店内はロードバイクがひしめき合ってます。
中でもリドレー押しがひときわです

Kさんの愛車ノアRSも試乗車として駆り出されてました
私好みのレトロカラーなヘリウムも
雑誌でしか見たことないので、実物を間近にガン見
いや~、こういうのを“楽園”っていうんでしょうね。
自分の手の届かないものがたくさん、すぐ間近でキラッキラ輝きを放ってる世界

たかぽんさん、新しい愛車ヘリウムに早くまたがりたくて、
Kさんが進める納車準備を緊張の面持ちで見つめています
ってのは嘘で
、
試乗のために愛用のビンディングペダルをヘリウムに取り付けてもらってるところです。
この間、私は傍らで「すげ~!いいな~!」と羨望の眼差しを向けていたのですが、
そんな私に向かって
「アルマートさんも乗ってみます?XSサイズのエクスカリバー用意してありますよ
」
と、と、と、とんでもない!
人様の自転車とか新車とか、万一傷でもつけたら大変なので!
頑なに固辞しましたが、
Kさんとたかぽんさんの執拗なせっかくのお誘いに甘えて、
Kさんの愛車エクスカリバー号に試乗させていただくことに
私のMTBからエクスカリバー号にビンディングペダルを付け替えてもらい、
シフトレバーの操作など少しレクチャーしてもらって、いざロードバイク初試乗へ!
知らなければ知らないで
小さい世界の中でそれなりに幸せでいられることもある
世界の広さを知ってしまったがゆえ
それに触れたいという衝動に覚醒め
手を伸ばしあがく苦悩を覚えることもある...

一言でいうとカルチャーショックでした。。。
バイクを持ち上げた時の軽さは容易に想像できてましたが、
実際にまたがって、走りだした瞬間の軽さ、ダイレクトな反応。。。
うまく言えませんが、今まで自分が乗ってきたMTBとは全く異次元の乗り心地でした
前傾のポジションももっとしんどいものだと思っていたのに、
ブラケットポジションに手がしっくりと収まって、
それとサドルとの3点で体重が絶妙に支えられてちっともしんどくない。
坂を上る時だって、自然とダンシングに体勢が切り替わる感じ。
(私だけかもしれませんが)MTBの場合、すぐに太腿が攣りそうになるので
ダンシングするときは脚のスタミナに余裕があること前提で、それなりの覚悟も必要でした。
なのに、ロードバイクだとこんなにたやすくダンシングに入れるのか!(当社比)
ロードバイクと比較してのMTBのハンデって実のところどの程度なの?
ってかねてから疑問に思ってましたが、ちょっとわかったような気がしました。
みんな、こんなモノに乗ってたのか
たかぽんさんの「してやったり!」なニヤニヤ顔を見たら、
自分がどんなアホ面してたかが容易に察しがつきます
同じところを何度も何度も走りまわって、シフトやブレーキの操作にも慣れてきました。
Fギアをインナーに入れてみたり、下ハンドル握ってみたり。。。
これ以上乗ってるとヤバい領域に入ってしまいそう。。。
「気が済むまでもっと走ってていいんですよ~
」
たかぽんさんの悪魔のささやきを振り払い、CSKに帰還します
ペダルを元に戻してもらい、Kさんおすすめのランチスポットを教えてもらって
お店を後にします。

Kさん、お忙しい時におじゃましました!
快く試乗させていただいていろいろ勉強になりました。
本当にありがとうございました~
(いつか現金&印鑑持って再訪するぞ~
)
しばらくの間ドーパミンが出ていて忘れてましたが(笑)
いつの間にか時間も13時半を過ぎ、お腹も完全にEMPTY
Kさんに教えてもらった店まで、土地勘のない二人が迷走しながら目指します
こういう時にはスマホってほんと便利ですね。
私のツーリングマップルでは縮尺率が小さすぎて役に立ちません
たかぽんさんに導かれてなんとかお店にたどり着けました

『焼肉屋の焼き肉丼 おぼや』
店の外まで美味しそうなニオイが漂っています
13時半を過ぎていますが、店の前には何人もの人が立ってます。
店内に入って確認してみると、3組6名が待っているとのこと。
もうこのニオイを嗅いでしまっては、他のものを食べる選択肢もなく(笑)
このまましばらく待つことに。
ようやく自分たちの番が来て、店内のカウンターに座ります。
メニューもいろいろありましたが、二人とも同じものを注文しました。
『おぼ丼セット(ライス大盛り)』
おぼ丼(焼肉丼)+ミニ冷麺+サラダ のセットで1,080円!
うま~っ!
なんて言葉はでませんよ、実際。
たかぽんさんも私も、しこたま焼肉とご飯を口の中に放り込み、
「うん、んま、んま
」
って、周りに聞こえないよう声を押し殺しながら食べ続けるばかり(笑)
お店の人もいなくて、部屋で自分ひとりきりだったら、間違いなく
「うまい~~~~っ!
」
って宮川大輔
よりでかい声で叫べますよ
このお店、“オサレ”ではありませんが、まちがいなく“グルメ”です
いつか、ねぇねも自走のご褒美ポイントとして連れてきてやりたいですね
さて、お腹もグルメで満たされたので、ぼちぼち帰路につきましょうか
と、その前に、たかぽんさんに課せられた重要な任務があるとのことで、
そちらへ立ち寄ります。
千里山駅近くのパン屋『Petit la petit(プティ・ラプティ)』
いろんなパンがあってどれも美味しそうでしたが、
私もその中から2つほどお土産として購入

ガーリックフランス
と モンブラン
帰りも淀川サイロを走りましたが、相変わらずのシクロ状態

水たまりを切り裂き、
泥の轍をつくってザ・シクロクロス!
関西医大付属枚方病院前のファミマで炭酸ドーピング

たかぽんさんとはここでお別れです
私よりは10kmほど長い距離残ってますが、お気を付けて!
で、私はそのままサイロを北上
が、サイロのお約束。強烈な向かい風
エクスカリバー号の試乗で急坂・激坂級の坂を○ホの一つ覚えのように何度も上ったので、
数値としては出ていませんが既にけっこう脚にキてます
そこへきての追い討ちの向かい風ですから、ペースはガタ落ち
風さえなければ約25kmの行程、1時間ほどで帰還できるところですが、
ひどい時は13km/hくらいしか出せません
それでも必死で走り家に着いたのは17:26。
概ね予想どおり、30分遅れの到着でした。
いや~、今回は本当にいい経験をさせてもらいましたよ
自分一人だったら、試乗会でも傍観してるだけで、
絶対に試乗なんてしませんからね。。。
たかぽんさんとKさんには感謝しかありません。
いや、本当に「感謝しか」か?
「知らぬが仏」ってことはなかったのか?
ひょっとすると、私は(少なくとも現時点では)見るべきではなかったものを
見せられてしまったのではないのか!?
アカン!余計なこと考えたらアカン!
特に今みたいに、寝る前に試乗会のことブログに書いたりしてると、
夢に出てきてあの感触が蘇ってくる。。。
「全員に公開」ボタンを押したら、平常心で床に就こう。
そして眠ることに集中してこう唱えるんだ。
羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹。。。







【本日の練習】CSKリドレー試乗会ライド with たかぽんさん
Tm:5:09'52 Dst:110.60km Av:21.4km/h Mx:43.4km/h Alt:363m