不登校児 子どもの気持ちに振り回されてる… | ピーチの独り言

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最近の長男は

少しだけど勉強に興味を持ち始め

5教科のドリルが欲しいと言ってきた


中でも数学は、

小学校の頃に得意だったようで

だいぶ前に、欲しいと言ってきた




不登校になると

勉強どころではなくなることが多く

ウチももれなくその部類だったが


中学生になって

少しは進路を意識したのか

通知表が全部1は嫌だな…と言っていて

勉強する気持ちが出てきたのかもしれない




そんな中1長男は

学校には週一回行くものの

授業ではなく

カウンセラーとの面談のみだ



せっかく学校に行くなら

授業も受ければいいのに

と気持ちが焦る私だが


カウンセラーからは

面談にだけでも

続けてこれることを目標に

と提案された



そう、面談ですら

休むことがあるから…




今の学校では

いわゆる通級の他に

特別支援教室、

サポーターによる別室登校、

ボランティアによる放課後の学習指導、

があるそうで


ありがたいことに

授業以外でも

学校と関われる場は

いくつかあるようだ




本人にはまだ提案はしていないが

面談の登校が慣れてきたら

広げていけたらと思う




そんな状況で

長男と学校の話をしていた時、

どうやら面談の日に

養護の先生と何回か話していたことを知った

そして

それが少しだけ、息子の安心にも

繋がっている様子だった




今の学校では

遅刻と早退の時は

職員室に行かないといけない決まりがあり

彼にとってはそのハードルがとても高く

学校へ行きづらい一つの理由でもある




長男と

この点をどうにか工夫したいねーと

話していた時



「朝から学校に行って

そうすれば職員室行かなくていいし

給食が終わるころ

担任に帰ることを告げて帰る

(職員室に行かない)

というのがいいんだよね」


と言ってきた




あれ?

朝から学校?

なんで?

行けるの?

面談だけで帰ってくるのに?



私の頭の中は「?」だらけだった



でも本人の口から

そんな例え話が出てきたので



「それいいね👍

いつからやってみる?

期末テスト後?」



と提案してみたら



「それだと、これまで休んだ分の

勉強が遅れてて

授業に出てもわからないと思うから

本当は二学期からがいいんだよね」


と答えた



(  おー!

2学期から行く気があるんかい!

しかも面談じゃなくて授業に!! )



と、私の中ではとってもびっくり。




2学期からという彼の提案を

いいね👍

と言い、

それまでに頑張って勉強が

追いつけるといいね、と伝えた





私はこのやり取りの後

なんだかとても気持ちが軽くなっていて


まだ終わらぬ不登校の

終わりが見えたようにも思えて

嬉しい気持ちになっていた





2学期から

授業に出られる保証はない




けど

今のこの発言をできる息子の状態を

全力で肯定したい





勉強に目を向けなかった小6。



週一回の登校も怪しい中1。




それでも彼なりに

どう過ごして行こうかを考えていて

前を向いているのは確かだ

母親の私はそれを感じる




今でも、

ずっと先の将来の話をすると



「そういう話は苦手だから」



と遮られる




それでも

彼から話が出た時には

こちらの伝えたいことを伝えてみる



そんな繰り返しで

なんか今に辿り着いた気がする




押して引いて

押して引いて





彼のモチベーションを維持できるよう

今の私ができることは

これまでのように話を聴いて

存在を承認すること




雑談をたくさんして

(主にゲームだけど)

彼の要望に応える

(ご飯作って〜とか)




今回は

息子の前向きな発言に振り回されて

ハッピーな気持ちになれた自分がいた



それを客観的にみると



やっぱり、

終わりの見えない不登校の状態が

心配なんだなー

とわかった




いつまで休んでいつから行くよ

って、最初からわかっていたら

不登校児の親は

割り切って休ませたりできるのかもしれない




もちろん、そんなわけにはいかないので

終わりは見えないのだけど





そしてもう一つ、

仮に2学期から授業に出られたとしても

きっと、たまにだろうと思う




そもそも給食で帰るなら

5、6時間目は全欠席だ




それでも私の中には、

それが彼のペースならそれでいい

って思えるものがあった




学校と繋がろうとしている気持ち、

自分のできることをやろうとしている姿勢、

それを私自身も

良しとしている




さて、

私もこの気持ちを維持できるか



息子を応援して見守って

私自身も前を向く