前回のブログで、Dynaudio Confidence C2に一聴惚れし、その場で注文してしまった顛末は書きました。

 

購入価格は120万円程度でしたが、当時月給取りだった私にとっては父と共同ではじめて購入できる買い物でした。とにかくホームシアターは居間に作っていましたが、ケーブルに凝ることも無く、電源はその辺に売っていたオフィス用の電源タップで電源に凝ることも無かったのです。何せ、当時の私は「ケーブルで音が変わるってのは、思い込みのオカルト」と言う某インターネットの主張を鵜呑みにしていましたし、「電源で音が変わるわけ無いじゃん、タップで変わったら、それこそ思い込みだよ」と、信じていました。ですから、万が一当時の私が「創造の館」に出会っていたら、熱心な信者になったことと思いますし、Fieve-Aさんなんて神だと思ったかも知れません。

 

当初は手持ちのAVアンプで十分だと思っていたのですが、当時出始めていたハイレゾに対応しているかどうか定かでは無く、オールデジタルのアンプが絶対に音が良いはずだという、思い込みに向かって突っ走ります。なんと言っても予算は尽きています。10万円以内というのがアンプに許された値段でした。

 

当時、アンプで音は変わらないという主張をかたくなに信じていた私としては、完全な自己矛盾なのですが「音の良さで評判」のRASTEMEという新潟にあるメーカーの5万円のデジタルアンプ RDA-520というアンプを購入し、それにMACからUSBで音を出すか、当時ipod用に売っていたiPodのコネクタを持ったデジタル出力のドックを使ってConfidence C2をドライブしようとしたのです。

今の私が、同様の相談をだれかから受けたり、つまり、予算の9割以上をスピーカーに割いて後は格安品で評判の良い物を使うという方針がどうか、と言われたら、おそらく、それは良い方法だ、というと思います。今なら中国製の格安高品質なデジタルアンプが溢れています。5万円も出せば立派な音がして、下手をすると10万円クラスの国産アンプは太刀打ちできないほどですから、なおさらです。ちなみにこのアンプ、今でも3万円弱の高値でオフモールなどで中古で売っていますから、やっぱり良いアンプなんだと思います。

 

さて、アンプも手に入り、手持ちのMacから送り出せば音が出る、という状態でさらに3ヶ月ほどスピーカーの到着を待ち、Confidence C2が我が家のオーディオルームに入ったのは、まだ自宅の内装が一部未完成の段階でした。ですから、私たち家族よりも早くConfidence C2は我が家のオーディオルームの主になったのです。

その時に配送した下さったのは、石丸電気、Refino & Anheloの金子さんでした。金子さんは「このスピーカーならDOCONOさんの経験が上がれば上がるほど、いい音を出してくれますよ、本当に凄い能力のスピーカーですから」と仰っていただき、本当にうれしかったのを覚えています。もう15年も前の一言を今も、覚えているのですから、オーディオ趣味にとって店員さんとの出会いは大切だなと思うのです。そして、私がRDA-520でならすことついては、「はじめはそれで十分ですよ。きっと楽しみますよ」と仰ってくれました。今思えば感謝です。

 

さて、金子さんには、オーディオルームを設計して下さった方が設置してくださることをお伝えし、適当な配置でいいとお伝えしました。普通に設置するであろう場所にC2は設置されていました。

 

私は金子さんが帰られた後に、DYNAUDIOの説明書を見ながら説明書通りに設置しました。壁から1.5m程度離す方が良いと書いてあるので、その通りに部屋の中央よりに設置したのです。

 

わくわくして出てきた音は、、、、、、、

「な、な、何じゃこりゃ」という絶望感を私に与えるに十分な音でした。

低域はボワボワでニッチもサッチも行かない、あのRefino & Anheloで聴いた音とは似ても似つかない音だったのです。ブーミーを通り越して不快でした。

 

今思えば、10畳程度の広さの部屋の中央に近いところに置いたので、おそらく盛大に定在波がでてしまう場所だったのだと思います。

 

私はすっかり悲しくなって、HOTEIさんにひどい音です。とメールをした覚えがあります。

 

さて、このひどい音は、どうなるのでしょうか。。。。。次回に続きます。