私は以前、デジタルはデータ劣化がないので、音には影響しないだろうと本当に信じていました。例えば、LANケーブルなんてデータがきちんと届きさえすればよく、まあ、そこそこのメーカーの汎用品で十分と考えていたのです。ルーターや、ハブなどはもちろん、音に等全く関係ないと思っていました。

 

しかし、以前のブログでも書いたように、いろいろ導入した器機のうちで最も音質に影響がありそうなのはなんと、オーディオ用のHUBだったという驚愕の体験をしました。

 

 

それ以来、いろいろと試行錯誤をして、LANケーブルはAIM電子のNA5というそこそこ高価なケーブルに換えたところ、これもびっくりするような効果がありました。

 

とにかく、アナログ系と同じくいや、それ以上にデジタル系のケーブルを換えるとUSBにせよ、LANケーブルにせよ音がかなり変わるという経験をしています。これが本当に不思議で仕方が無いのです。唯一あり得る説明は、デジタルデータ転送時の時間軸の乱れとしか思えません。いわゆるジッターという奴とか、信号がなまってしまうことによる時間軸の乱れとかが音に影響しているのではと思うのです。

 

しかし、それとは相容れない経験もしています。例えば、格安メディアコンバーターでオーディオルームの汎用ハブとオーディオ用ハブの間を光り接続に換えたら音が驚くほど良くなりました。

 

この10Gtekのメディアコンバーターにもクロックは搭載されているようですから、ジッターが改善したとはとても思えません。これは、上流のノイズを遮断した効果だと思うのです。

また、Roon CoreのNUCと、オーディオ用ハブ間を同じく10Gtekのメディアコンバーターで光り接続にしたときもかなりの音質向上になりました。

ここも、ジッターが改善したとはとても思えず、ノイズ遮断効果だと思うのです。

 

では、と、PlanetのSFPが2portあるメディアコンバーターで再生系に影響しそうな唯一のノイズ源、NASとオーディオ用ハブの間をアイソレートしたのですがこれは見事に失敗。音がなまってつまらなくなってしまいました。

 

 

ここから、今の段階で仮説として考えられるのは、音質に影響するのは、ノイズ>ジッターではないかという事と、安物のメディアコンバーターでアイソレーションする限りは、光接続にして効果があるのは、なんの対策もしていないパソコンや、汎用ハブなどオーディオ向けにノイズ対策などしていない器機と、オーディオ環境との間に限られ、オーディオ用ハブーオーディオ用NAS間や、オーディオ用ハブーネットワークプレーヤー間では逆効果になってしまうのではと言う事です。

 

DELA S100にはSFPポートが2つあるので、安物のメディアコンバーターでアイソレートできましたが、DELA S100のようにSFPポートを備えていないオーディオ用ハブに安物メディアコンバーターを有線LANでつけてしまうと、おそらく逆効果になってしまうのでは無いかと思うのです。

 

まあ、これらは実験したわけではないので何とも言えませんが、今のところ、光接続にすれば音が良くなる、という単純な事ではないというのは確かだと思います。

 

もし、皆さんも光接続を導入しようと考えておられるのであれば、使う場所をよく考えられた方が良いと思います。